シラバス情報

授業科目名
国際経済学研究基礎
(英語名)
International Economics I
科目区分
共通科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
石黒 靖子
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
英語
関連するSDGs目標
目標1/目標4/目標16
オフィスアワー・場所
日時:木・金曜日の昼休み(事前にメールでアポイントをとること)
場所:研究棟1−222研究室
連絡先
ishiguro@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【到達目標】
国際経済学の基礎的知識およびモデル分析の手法を習得することを目的とする
【到達目標】
国際貿易に関する理論的な理解を深め、モデル分析に基づいた比較静学分析などの議論ができることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
国際貿易の基礎理論,理論モデル
講義内容・授業計画
本講義ではまず,理論モデルを用いながら国際経済学の基礎的な議論を学ぶ。取り扱う議論は,国際貿易の基本モデル,リカードモデル,要素賦存仮説の予定である。

1.オリエンテーション
2.経常取引の分析
3.社会的無差別曲線と生産フロンティア
4.小国の貿易
5.交易条件
6.オッファー曲線とマーシャル=ラーナー条件
7.貿易の消費利益と生産利益
8.貿易均衡のバレーと最適性
9.比較優位とリカードモデル
10.貿易モデルの貨幣的側面
11.要素価格フロンティア
12.リプチンスキー定理
13.ストルパーサミュエルソン定理
14.要素価格均等化定理
15.ヘクシャーオリーン定理
教科書
伊藤・大山(編)『国際貿易』モダンエコノミクス、岩波書店(学術情報館に所蔵)
ただし、開講時に学生の学力の水準にあわせて変更する場合がある。
参考文献
中西・広瀬・井川『国際経済理論』有斐閣ブックス,(学術情報館に所蔵)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義前に参考書の該当箇所の事前講読。(1時間×15)
【復習】配付資料および講義聴講時のノートさらに授業最後に課す課題がある場合はその課題をもとに、講義を復習し内容の理解を深める。(3時間×15)
アクティブ・ラーニングの内容
学生が発表したテキスの内容に関して,授業参加者間で討論を行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
貿易論が発生する理由・利益について理論的な理解ができている程度を,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。<!--[if !supportLineBreakNewLine]-->
<!--[endif]-->【成績評価の方法】平常点100%(報告50%,討論50%)
課題・試験結果の開示方法
授業中に課した課題は、次回の講義開始次に解答を解説する。
履修上の注意・履修要件
・指定された文献を十分に予習をした上で、講義にのぞむこと。
・予習・復習は十分に行うこと。
・当授業は,原則すべての授業を対面で実施する予定であるが,履修人数によっては,新型コロナウィルス感染症対策として,対面授業とオンライン授業の遠隔実施を併用する場合があり,自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWifi環境)が必要となる場合がある。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡する。
実践的教育
該当しない。
備考
本講義は、国際経済学の関連領域を、大学院レベルの科目として開講するものである。したがって,十分な予習・復習を行うこと。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。