教員名 : 小宮 一高
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授業科目名
質的研究方法論
(英語名)
Qualitative Research Methodology
科目区分
ー
研究支援科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEMS5MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
小宮 一高、山口 隆英
所属
社会科学研究科、国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後、あるいは、適宜、各教員の研究室にておこなう。その際はメールでアポイントを取ること。
連絡先
代表教員:小宮一高 komiya@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/2〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】本講義の目的は、質的研究方法論についての基本的な知識を習得し、自身の研究に活用できるようにすることである。
【到達目標】到達目標は、受講生が主要な質的研究の方法を理解し、自らの論文の目的に合致した適切な質的研究の方法を選択できるようになることである。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:認識論、事例研究、実験、横断的・縦断的研究、インタビュー、エスノグラフィー、言説分析
講義内容・授業計画
【講義内容】
ディスカッションやグループワークも活用しながら、テキストに沿って、質的研究の代表的な方法について学習する。なお、内容は、①認識論、②リサーチ・デザイン、③手法の3つのパートに分かれている。 【授業計画】 1. オリエンテーション:小宮 2. 認識論 :小宮 3. 事例研究①:中村 4. 事例研究②:中村 5. 実験:山口 6. 横断的・縦断的研究①:中村 7. 横断的・縦断的研究②:中村 8. インタビュー①:上瀬 9. インタビュー②:上瀬 10. エスノグラフィー/参与観察①:上瀬 11. エスノグラフィー/参与観察②:上瀬 12. 言説分析①:秋山 13. 言説分析②:秋山 14. 質的研究法の実際:當間 15. 講義のまとめ:小宮 教科書
・野村 康(2017)『社会科学の考え方:認識論、リサーチ・デザイン、手法』名古屋大学出版会。
・その他、授業内容に応じて適宜資料を配布する。 参考文献
・イン, ロバート K.(2011)『新装版 ケース・スタディの方法(第2版)』千倉書房。
・Eisenhardt, K. M.(1989)"Building Theories from Case Study Research", The Academy of Management Review, Vol.14, No.4, pp.532-550. 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の準備として、テキストの精読(30h)
【復習】授業の確認として、論点の整理(30h) アクティブ・ラーニングの内容
授業では、ディスカッションやグループワークを通じて、方法論の実践的な理解を目指す。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、社会科学研究科規程による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】出席を前提に、「授業への参加度」(40%)、「期末レポート」(60%)で評価する。なお、「授業への参加度」は、授業内での発言や課題への対応、グループワークでの発表を評価する。 課題・試験結果の開示方法
授業中におこなう。
履修上の注意・履修要件
テキストを購入し、予習・復習を十分に行うこと。また、各授業内での課題について対応すること。
実践的教育
(該当しない)
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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