シラバス情報

授業科目名
経済地理学研究
(英語名)
Economic Geography
科目区分
主専攻科目・選択
対象学生
経済学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCEMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
和田 真理子
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
原則として授業の後に教室で行う。その他の時間を希望する場合(教員研究室にて)はメールで予約すること。
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/4◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
産業立地や都市に関する経済地理学の理論を学んだ上で、国内外の都市再生事例を研究し、日本で現在求められる都市再生のあり方について理解を深める。

【到達目標】
1. 都市を主とする経済地理学の代表的な概念を理解し、産業立地、都市構造・発展、集積について、複数の理論を比較し違いを説明できる。
2. 都市構造や都市問題について、身近な事例を理論的に分析しプレゼンテーション、レポートの作成ができる。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:産業や都市の立地を理論的に理解し、都市や地域の問題を考える
キーワード:立地論、都市構造、都市問題、産業集積
講義内容・授業計画
Ⅰ 講義内容
都市を中心に経済地理学の基礎理論を学び、社会経済の構造変化に伴う都市・地域問題のメカニズムと実態を明らかにする。
続いて都市に関する最近の議論や国内外の都市再生事例について学び、日本の都市政策に何が必要かを考える。
さらに、履修者の関心に沿ったテーマで文献収集や分析を行い、報告する。
事例研究でフィールドワークに行く可能性がある。

Ⅱ 授業計画
1.イントロダクション
2.立地論研究① 農業立地論と工業立地論
3.立地論研究② 中心地理論
4.立地論の応用
5.都市の内部構造
6.都市論研究①
7.都市論研究②
8.身近な都市に関するプレゼンテーション
9.グローバル時代の都市
10.集積論研究①
11.集積論研究②
12.国内外の都市再生事例①
13.国内外の都市再生事例②
14.都市・地域問題に関する履修者のプレゼンテーション
15.まとめ

教科書
特に定めない。講義中に適宜指示する。
参考文献
松原宏編(2002)「立地論入門」古今書院
伊藤・小田・加藤編(2020)「経済地理学への招待」ミネルヴァ書房
藤井・神谷編(2014)「よくわかる都市地理学」ミネルヴァ書房
青山・マーフィー・ハンソン編(2014)「経済地理学キーコンセプト」古今書院
ほか、必要に応じて指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料や参考文献の事前読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために、資料や参考文献の読み直し(10h)、プレゼンテーションの作成(1回、2h)レポートやレジュメの作成(3回、6h)

アクティブ・ラーニングの内容
毎回、講義テーマについてディスカッションする。
都市・地域問題に関するテーマでプレゼンテーションを作成し発表する。


成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達目標に記載しているような、経済地理学の概念の理解、都市・地域問題の分析力、表現力の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
授業への貢献や取り組み姿勢(50%)、プレゼンテーションや報告(50%)を目安に、総合的に評価する。

※レポートやプレゼンテーションは、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできない。
生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションや報告には講義の中でコメントする。
最終レポートについては、ユニバーサルパスポートあるいはメールでコメントを返す。
履修上の注意・履修要件
欠席の場合は必ず連絡し、教員の指示を受けること。
実践的教育
該当しない。
事例研究で行政担当者の話を聞き議論する可能性がある。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。