原価計算Ⅰ ｜シラバス情報

授業科目名

原価計算Ⅰ

(英語名)

Cost Accounting I

科目区分

ー

基本科目

対象学生

社会科学研究科

学年

1年

ﾅﾝﾊﾞﾘﾝｸﾞｺｰﾄﾞ

KCAMS5MCA1

単位数

2.00単位

ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の？から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。

授業の形態

講義 (Lecture)

開講時期

2024年度前期

担当教員

北山久恵

所属

社会科学研究科

授業での使用言語

日本語

関連するＳＤＧｓ目標

該当なし

ｵﾌｨｽｱﾜｰ・場所

授業終了後、教室にて

連絡先

kitayama@g3s.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標

二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。

学部DP

ー

研究科DP

1〇／2〇

全学DP

ー

教職課程の学修目標

ー

講義目的・到達目標

【講義目的】
本講義では、原価計算の基礎知識について解説する。
【到達目標】
原価とは何か、原価計算の基本的概念、原価計算の一連の流れを説明できるようになること、その理解を踏まえて具体的に原価の計算に適用できるようになることを到達目標とする。

授業のサブタイトル・キーワード

サブタイトル：
キーワード：材料費・労務費・経費・製造間接費、個別原価計算、部門別個別原価計算、総合原価計算、工程別総合原価計算、仕損・減損の処理、標準原価計算、原価・営業量・利益関係の分析（CVP分析）、直接原価計算

講義内容・授業計画

【講義内容】

原価計算とは、モノやサービスを生産し販売するのにいくらかかったか、いくらかかるかという計算のことである。原価概念の定義、計算方法を変えれば、原価は大きく変わる。原価の計算はどのように行われ、原価計算は何を意味しているか。本講義では、原価概念、原価計算の基本的な考え方を解説する。また、適宜、企業の実務における処理についても解説する。

【授業計画】

1．原価計算の基礎（意義と目的、分類、種類、工業簿記）

2．材料費・労務費・経費

3．製造間接費

4．個別原価計算

5．部門別個別原価計算（1）

6．部門別個別原価計算（2）

7．総合原価計算（1）単純総合原価計算

8．総合原価計算（2）工程別総合原価計算

9．総合原価計算（3）仕損・減損の処理

10．総合原価計算（4）その他

11．標準原価計算（1）

12．標準原価計算（2）

13．原価・営業量・利益関係の分析（CVP分析）

14．直接原価計算

15．まとめ

定期試験

教科書

清水孝、長谷川恵一、奥村雅史『入門　原価計算（第2版）』中央経済社
必要に応じて、レジュメを配布する。

参考文献

清水孝『原価計算（改訂版）』税務経理協会
清水孝『現場で使える原価計算』中央経済社

事前・事後学習（予習・復習）の内容・時間の目安

【予習】上記のテキストおよびレジュメ（ユニバーサルパスポートに掲載する）の該当部分を事前に読んで学習する（計30ｈ）。
【復習】テキストおよびレジュメを読み返し、設例の解答を確認する（計30ｈ）。

アクティブ・ラーニングの内容

採用しない。

成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。

【成績評価の方法】

講義中に適宜実施する確認テスト（前回までの講義内容から問題出題）（50％）、定期試験（50％）を基準として評価する。
各確認テストにおいて50点換算して30点が確保できていない場合は、当該項目が十分理解できていないことを示しているため、配布したレジュメ、参考文献等を利用して十分に復習して理解を深めておくこと。

課題・試験結果の開示方法

中間試験の結果、解答の提示および解説は授業の中で行う。定期試験の解答の提示および解説は、学生の求めに応じて適宜行う。

履修上の注意・履修要件

・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト（または配布したレジュメ）の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育

該当しない。

備考

この授業は、実務経験のある教員が担当する。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。