管理会計Ⅰ

Management　Accounting　Ⅰ

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基本科目

社会科学研究科

1年

KCAMS5MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2024年度前期

頼 誠

社会科学研究科

日本語

該当なし

講義後・教室にて

yori@acs.u-hyogo.ac.jp

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1〇／2〇

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【講義目的】本講義の目的は、経営管理者が業績管理のために使用する会計情報システムについて知ることです。
【到達目標】本講義の到達目標は、管理会計の基礎概念と主要なツール、企業における業績管理会計情報の利用の仕方がわかるようになることです。

サブタイトル：管理会計の基本と業績管理会計
キーワード：管理会計､業績管理会計､コストマネジメント､予算管理､分社制､責任会計

【講義内容】
本講義では、経営管理者が業績評価のために使用する会計を中心に学びます。まず、総論から始めましょう。


【授業計画】
1．管理会計とは何か　　　　　　　　
2．管理会計の歴史
3.   原価計算の考え方(1)：原価計算目的と原価計算制度
4．原価概念と原価計算(2)：原価計算の恣意性と限界　
5．原価概念と原価計算(3)：戦略的コストマネジメント
6．短期利益計画と損益分岐点分析(1)
7．短期利益計画と損益分析点分析(2)
8．予算管理(1)
9．予算管理(2)
10．バランスト・スコアカード
11．分社制の管理会計(1)
12．分社制の管理会計(2)
13．分社制の管理会計(3)
14．分社制の管理会計(4)
定期試験
項目は、順序を入れ替えることがある。

淺田孝幸・頼　誠他『管理会計・入門（第４版）』有斐閣アルマ､2017年。

第一回講義､および必要に応じて紹介する。

【予習】　テキストの次回の該当部分を事前に読み，可能ならば設問を解いてみる（３０ｈ）。
【復習】　講義の済んだ部分について復習をする。テキストの講義に沿って，練習問題を解く（３０ｈ）。

人数によって､授業中に質疑応答を行う場合がある。

【成績評価の基準】講義目的･到達目標の到達度に基づき､社会科学研究科規程に従い成績評価の上､単位を付与する。
【成績評価の方法】出席を前提として、原則として期末試験の結果100%で評価する（他の授業と同様､出席はとっても、出席点は加算しません）。期末試験は記述問題で厳格に評価します。

定期試験については、学生の求めに応じて、出題の意図を公表する。

補足プリントを配布して説明します。教科書は３回は読んでください。要点が書いてありますから。自分で教科書のどの部分のプリントか番号をつけて記録して整理してください。私の説明をきいてノートをとり学べば管理会計の専門書が読めるようになります。

該当しない。

管理会計は、決して現実と乖離したものではないですが、まずは基本概念、一般化されたモデルで学んで，事例でどういうことを意味するか考えてみてください。さらに管理会計Ⅱもセットでとってもらうことによって、管理会計の全体を鳥瞰することができます。幕の内弁当のような授業です。私の研究については、以下を参照のこと。https://researchmap.jp/read0012271/?lang=japanese
日本語の正確な文章が書けない人､事前に準備していない人には単位をとるのは難しいでしょう。しかし､文献を読み､考え､書く練習をすることにより､将来の自分にとって必ずプラスになります（特に管理会計Ⅱはそうです）ので､めげずに努力しましょう。そうしないと大学院に来た意味がありません。わずかな金銭のためにアルバイトするよりも､今は親のスネをかじっても必死に勉強して､30代で1500万円稼げるようになった方がいいと思いませんか？自分の将来をよく考えて授業も選びましょう。