シラバス情報

授業科目名
会計職業倫理
(英語名)
Professional Ethics
科目区分
基本科目
対象学生
社会科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KCAMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
山添 清昭
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後、教室にて
連絡先
yamazoe@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 本講義では、公認会計士、税理士等の会計専門職や企業等の経理担当者に必須とされている倫理についての基本的考え方や、制度的な基礎への理解を深め、具体的事例などを交えたディス カッションを通じ、健全な倫理観に基づく判断力を養成することを目的とする。
【到達目標】
 本講義の到達目標は、以下のとおりである。
1.会計専門職に必要とされる倫理について、説明できるようになること。
2.会計専門職の倫理に関する諸規範について、説明できるようになること。
3.倫理的に意思決定する意識をについての結論を導きけるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード:倫理、職業倫理、会計職業倫理、会計および会計専門職、税理士の使命と職業、公認会計士の使命と職業倫理、監査人の独立性、組織内会計専門職の使命と職業倫理、倫理阻害要因、内部告発、守秘義務
講義内容・授業計画
【講義内容】
 本講義では、会計職業倫理について、解説し、具体的事例についてのディスカッションを交えながら、会計職業倫理についての重要性について、理解を深める。

【授業計画】
1.倫理、職業倫理、会計職業倫理について
2.会計および会計専門職の現状
3.税理士の使命と職業倫理
4.事例研修・ディスカション
5.公認会計士の使命と職業倫理
6.監査人の独立性(1)
7.監査人の独立性(2)
8.事例研修・ディスカション
9.組織内会計専門職の使命と職業倫理
10.事例研修・ディスカション
11.事例研修・ディスカション
12.倫理的な判断を迫られる局面
13.倫理阻害要因と対処
14.内部告発・守秘義務
15.これからの課題とまとめ
定期試験
教科書
使用しない。そのつど資料を配布する。
参考文献
・スティーブン・デラポータス、スティーン・トムセン、マーティン・コンセン著、浦崎直浩・菅原智監訳『会計職業倫理の基礎知識』(中央経済社)
・日本公認会計士協会編『監査実務ハンドブック』(日本公認会計士協会出版局)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】配布するレジメの該当部分を事前に読むとともに、参考文献の関連個所をみるなどする(計30h)。
【復習】レジュメを読み直し、設例や課題の解答を確認するなどする(計30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 講義目標・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
 会計専門職に必要とされる倫理と会計専門職の倫理に関する諸規範とについて理解するとともに、倫理的に意思決定する意識を高めることができた者に単位を授与する。
【成績評価の方法】
 定期試験(100%)を基準として、受講態度(ディスカッションの参加状況)を含めて、総合的に判断する。
課題・試験結果の開示方法
課題の解説は、次回の授業で行う。
履修上の注意・履修要件
十分な予習・復習が必要となる。

実践的教育
該当しない。
備考
本科目は、会計専門職業人に求められる倫理観を身につけることの重要性に鑑み、必修科目として位置づけられている。
公認会計士としてのこれまでの実務経験をもとに教育を行う。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。