教員名 : 陰地 弘和
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授業科目名
IFRS会計
(英語名)
IFRS Essentials
科目区分
ー
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCAMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
陰地 弘和
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後、教室にて
連絡先
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】IFRS(英語)原文に親しむことにより、その基礎力を養うことは重要である。すでに多くの翻訳本が出版されているが、紙面数の成約から原文訳が一部省略され、あるいは直訳された結果、的確な理解が困難となる場合があり、また、新基準の翻訳には通常日数を要するため、適時に最新の情報が入手できないといった困難がある。このような困難を克服するための基礎力を養うためにIFRSの原文に触れ、またあわせて各基準の概要を解説する。
【到達目標】(1)本講義では可能な限り原文や専門用語に慣れ親しむことを主たる目標とする。(2)この講義を受講することで、受講生が今後の実務におけるIFRSの基礎力を養い、さらに自身で英文IFRSの最新の情報を入手する等して見識を広めることができるようなレベルに到達することを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード :IFRS 講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、IFRS基準の概要を理解したうえで、IASBのホームページから入手した基準の原文を使用する等してその内容を解説する。また、講義終了後の翌週に前回講義の確認テストとその解説を実施する。
【授業計画】 1.IFRSとは「IASBの組織、ガバナンス、デュープロセス、概念フレームワークなど」 2.IAS1号「財務諸表の表示」 3.IFRS8号「事業セグメント」、IAS10号「後発事象」 4.IAS8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」 5.IAS16号「有形固定資産」 6.IAS38号「無形資産」 7.IAS36号「資産の減損」 8.IAS12号「法人所得税」 9.IAS37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」 10.IAS19号「従業員給付」 11.IFRS9号「金融商品」、IAS32号「表示」、IFRS7号「開示」 12.IFRS15号「顧客との契約から生じる収益」 13.IFRS3号「企業結合」 14.IFRS5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」 15.IFRS16号「リース」 定期試験 教科書
毎回講義資料を配布する予定。またIASBの無料会員登録により、無料で入手できる2024年1月1日現在のIFRS・IASの原文等を使用。
参考文献
2023年又は2024年版の「IFRS基準注釈付きpartA〜C」中央経済社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前に指定したIFRS・IASの原文に目を通しておく。(30h)
【復習】授業の初回を除き、毎回実施する前回講義の確認テスト及び講義資料を読み直し、各基準の理解を深めること。(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。 【成績評価の方法】 授業の初回を除き、毎回実施する前回講義の小(確認)テスト40%、定期試験60%とし、積極的な発言など授業への取り組みを含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
小(確認)テストは次回の授業で行い、次々回の講義で結果等をフィードバックする。また、定期試験は出題意図を公表する。
履修上の注意・履修要件
英文に拒否感を持つ方には勧められない。IASBの無料会員に登録し、講義対象として毎回指定されるIFRS/IAS基準書の原文を持参すること。またできれば事前に各基準書に目を通すこと。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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