シラバス情報

授業科目名
管理会計ケーススタディ
(英語名)
Case Study of Management Accounting
科目区分
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
KCAMS6MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
山本 清尊
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
メールで事前予約 水曜 研究室(B403)
連絡先
yamakiyo@acs.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この科目の目的は、管理会計理論を応用し、企業実務における経営課題解決の能力を身につけることである。そのため、企業の事例を検討することにより、その課題を明らかにしていく。
【到達目標】成長を続ける企業での実地研修で、意見交換をすることにより、問題意識を深めた上で、議論や討論を通じて経営課題を発見できるようになることである。さらに、企業の社会的責任と倫理観の重要性について検討し、会計専門職人材としての倫理観を持てるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:企業事例を検討し、管理会計実務を習得するためのケーススタディ
キーワード:管理会計、ケーススタディ、経営計画策定
講義内容・授業計画
【講義内容】
企業の事例を検討することにより、管理会計実務を習得していく。成長を続ける企業での実地研修で、意見交換をすることにより、問題意識を深めた上で、議論や討論をする。さらに、企業の社会的責任と倫理観の重要性についても検討を重ねる。

【授業計画】
1. 管理会計ケーススタディの意義と全体像及びすすめ方
2. 視察先企業のビジネスモデルについて
3. 経営計画策定と予算について
4. 事例研究①に基づく、グループワーク及び全体討論
5. 企業視察及び経営会議等への参加による事例研究①
6. 事例研究②に基づく、グループワーク及び全体討論
7. 企業視察及び経営会議等への参加による事例研究②
8. 予算実績管理、業務品質管理について
9. 事例研究③に基づく、グループワーク及び全体討論
10. 企業視察及び経営会議等への参加による事例研究③
11. 中小企業を支援する様々な施策について
12. 事例研究④に基づく、グループワーク及び全体討論
13. 企業視察及び経営会議等への参加による事例研究④
14. 企業の企画部門での実地研修(策定した経営計画案と予算案の発表)
15. まとめ
評価(到達度の確認)
教科書
必要に応じて、レジュメを配布する。
参考文献
水野一郎編著『中小企業管理会計の理論と実践』中央経済社2019年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事例研究する企業について、企業概要やその業界環境等を調べておく(30h)。
【復習】グループワーク等で議論された経営課題等を確認する(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
受講者に事例研究内容を発表してもらい、その内容についてディスカッションするなど、双方向な授業内容を取り入れる。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】出席を前提に、日々の課題への対応を含む積極的なディスカッションへの参加状況(50%)、演習結果(50%)を総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
授業中、学生に適宜質問し、経営課題案を導き出していく。
履修上の注意・履修要件
前期の「ビジネスモデル」を受講していると理論と実践が繋がりやすい。
10月から12月の間に、企業での実地研修を3,4回実施する予定である。
プレゼンテーションの実習も行うので、パワーポイントソフトを使えることが望ましい。

実践的教育
該当しない。
備考
この授業は、実務経験のある教員が担当する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。