シラバス情報

授業科目名
公会計ケーススタディ
(英語名)
Case Study of Not-For-Profit Accounting
科目区分
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
KCAMS6MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
林 俊行
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
月曜・昼休み、 研究棟Ⅲ D-15
連絡先
t.hayashi@g3s.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この科目の目的は、公的部門、非営利法人の会計と監査及び税務について解説し、それぞれの現場を訪問して会計実務を経験することにより営利法人との会計・監査目的の相違、その役割を理解することである。
【到達目標】会計専門職の業務範囲として今後拡大する公的部門・非営利法人の現場を学外研修先として訪問し、現場を実体験することにより、それぞれの会計及び監査目的の重要性について営利法人と対比させながら説明できるようになること及び現場で発生する諸問題を発見し改善提案出来るようになること。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード :包括外部監査、特定非営利活動法人、社会福祉法人
講義内容・授業計画
【講義内容】
公会計部門の監査と会計の概説した上で、地方自治体の包括外部監査、特定非営利活動法人(NPO)、社会福祉法人への学外研修を経験し、それぞれの分野における会計及び監査の特徴について明らかにする。
【授業計画】
1.公会計・非営利法人会計の概要
2.公会計・非営利法人の監査業務
3.包括外部監査の概要
4.包括外部監査報告書の事例研究
5.学外研修実施 −「包括外部監査現場」訪問
6.学外研修の報告会
7.特定非営利活動法人(NPO)の概要
8.特定非営利法人の会計と監査
9.学外研修実施 −「特定非営利活動法人」訪問
10.学外研修の報告会
11.社会福祉法人の概要
12.社会福祉法人の会計と監査
13.学外研修実施 −「社会福祉法人」訪問
14.学外研修の報告会
15.まとめ
評価(到達度の確認)

教科書
レジュメを配布する。


参考文献
宇賀克也「地方自治法概説 第9版」有斐閣
「NPO法人の手引き 1設立・運営編」2022年3月改訂版 ひょうご中間支援団体ネットワーク・兵庫県・神戸市
監査法人彌榮会計社編「新版 社会福祉法人の会計監査」実務出版
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】レジュメの該当部分を読み、該当箇所の根拠法令及び併せて配布する資料を確認し、学外研修先の情報について自ら調査検討しておく。(計30h)
【復習】レジュメの該当部分を読み直し、根拠法令との関連を理解した上で、学外研修先の監査・会計の特徴について整理する。(計30h)
アクティブ・ラーニングの内容
学外研修先の会計・監査について事前に質疑応答を行うとともに、現場でヒアリングすべき事項を取りまとめた上で学外研修先訪問時に、取りまとめた疑問点等を質問し現場担当者を交えたディスカッションを行い、より深く訪問先の会計・監査の果たす役割について分析する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 講義目的・到達目標の達成度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 学外研修結果報告(30%),ディスカッションへの参加(30%),レポート(40%)により評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題については次の授業で各自発表し、ディスカッションを通じて課題解決する。
履修上の注意・履修要件
・学外研修を3回(10月〜12月)実施する。日程は先方都合により変更される。
実践的教育
該当しない。


備考
この授業は、実務経験のある教員が担当する。


英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。