シラバス情報

授業科目名
サービスマーケティング
(英語名)
Services Marketing
科目区分
基本科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Fall semester)
担当教員
嶋田 康之、木下 隆志
所属
社会科学研究科

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、教員研究室にて(要予約)
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
(講義目的)
医療・介護事業のマネジメントを行う上で、サービス組織のマーケティングの視点から考えることは重要である。本講義では他のサービス業と医療・介護事業の特殊性を対比しながら、理解を深めることを目的とし、基本概念やそれを取り巻く課題について論究する。考察・分析していくために必要な理論的枠組みと基本概念を習得し、応用することができる。

(到達目標)
・サービス組織(医療・介護)のマーケティングの基礎理論や枠組みを習得すること。
・サービス組織のマーケティングによる分析ができるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
サービス・マーケティング
エンゲージメント
カスタマージャーニー
セグメント
ブランディング
マーケティングミックス
講義内容・授業計画
 Ⅰ 講義内容
本講義では最初にサービス・マーケティングの基本概念と理論的枠組みを紹介する(木下担当)、またマーケティングにおける現状把握、実務、効果の基本概念と理論的枠組みを理解し、サービスマーケティングの視点からみた病院改革の取り組み事例通して検証を加えながら、その問題点や解決の方法を講述する(嶋田担当)。次いで財務の観点から、具体的事例を通して検証を加えながら、その問題点や解決の方法を講述を行い、実践的な基本スキルを身につける。(米田担当)。

Ⅱ 授業計画

1 サービスマーケティングの理解(基本概念と理論的枠組みなど)(小川)
2 サービスの概念(小川)
3 サービスによる価値の創造(小川)
4 顧客リレーションシップ (小川)
5 サービスデザインとクオリティマネジメント(小川)
6サービスマーケティングの視点からみるビジネス形態(小川)
7 医療介護におけるサービスマーケティングの財務の流れ1-1(米田)
8 医療介護におけるサービスマーケティングの財務の流れ1-2(米田)
9 医療介護におけるサービスマーケティングの財務の流れ2-1(米田)
10 医療介護におけるサービスマーケティングの財務の流れ2-2(米田)
11 医療・介護におけるサービスマーケティングと財務の流れ3-1(米田)
12 医療・介護におけるサービスマーケティングと財務の流れ3-2(米田)グループ発表と討議(講師を交えたディスカッション)
13/14 病院におけるサービスマーケティング戦略(藤原)
15/16 まとめ:ペルソナ設定によるCJMの作成 価値の創造 CJM発表(木下)


この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
適宜配布する。
講義用レジュメ(PDF形式)、シミュレーション用計算シート(Excel形式)等をデータ形式で配布、又は、ダウンロードで入手する。
ダウンロード方法については事前に通知する。
参考文献
(1) クリストファー ラブロック (著), ローレン ライト (著)『サービス・マーケティング原理』 白桃書房ISBN-4561651276。
(2)その他の参考文献は授業中に適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】 授業内で適宜配布するレジュメを事前に読み込む(30h)
【復習】レジュメ該当部分を読み直し、設例を確認する(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループワークを取り入れる  学生同士のディスカッションを行う
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的・講義目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
課題レポート40%、プレゼンテーション評価60%する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは原則として次の授業で開設する
定期試験は学生の求めに応じて適宜行う
履修上の注意・履修要件
各回の講義内容の予習・復習を兼ねて、講義用レジュメや参考文献を各自で読み進めていってほしい。


実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。