シラバス情報

授業科目名
経営総合ソリューション実習
(英語名)
Business Internship (Solutions)
科目区分
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
KCMMS6MCA3
単位数
3.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
藤本 秀俊、大森 啓司
所属
社会科学研究科

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後、教室にて
連絡先
初回授業にて連絡します。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本実習の目的は、経営目的・目標を達成するために企業が抱える重点経営課題の解決策を策定するとともに、解決策の具体化を提案することにより、中小企業の経営課題の解決に対し、指導・支援・アドバイスできるコンサルティングスキルを修得することです。
具体的な到達目標は以下の3点です。
1.重要な経営課題を解決するため、課題の構造化を行い、課題解決に際しての制約条件を考慮した経営課題解決策を策定できること。
2.課題解決策を企業が実行して成果を出すための課題解決プロジェクト計画を立案することができること。
3.課題解決プロジェクト計画の中に盛り込まれている成果物のうち、企業から要求のあった部分を具体的に提案できること。
授業のサブタイトル・キーワード
経営診断、経営戦略、経営計画、ソリューション支援
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
本講義は実際に企業の経営診断を行い、経営課題の発見や解決策を策定します。その結果を診断実習報告書にとりまとめ、実習先企業において報告会を実施します。

Ⅱ授業計画
1.関連資料の収集・分析、診断計画の検討、診断重点の仮説設定
2.調査内容の策定、ヒアリング内容検討、調査票作成
3.ヒアリング(経営者、部門別)、実態調査の実施
4.実態調査の実施(各種診断手法による分析)
5.調査データ分析、課題解決策の検討
6.課題解決策、計画の検討、重点調査の検討
7.重点調査(各種診断手法による分析)
8.重点調査(同上)、経営者との意見交換
9.調査データ分析、経営戦略、ソリューション案の検討・策定
10.ソリューション案、アクションプラン策定(総合調整)
11.診断実習報告書の作成
12.診断実習報告書の作成、報告会の準備
13.報告会、振り返り
教科書
授業中に配布します。
参考文献
授業中に提示します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
実習先企業や業界動向等の分析、調査結果の分析・とりまとめなど、事前事後の学習が不可欠となる(目安として、各回とも事前・事後で計4時間)。
アクティブ・ラーニングの内容
実習班での討議、現地調査、報告会を行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準: 講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規定に従い成績評価の上、単位を付与する。
成績評価の方法: 実習内容の評価(インタビュー力、問題形成力、経営戦略立案・計画策定力、報告書作成力、プレゼンテーション能力、班への貢献度、実習先企業の評価)60%、平常点40%
課題・試験結果の開示方法
課題がある場合実習中に解説します。評価は実習期間終了後にフィードバックします。
履修上の注意・履修要件
実務的な内容を多く含みますので、必ず事前に相談の上履修してください。中小企業診断士登録養成課程の履修生は必ず受講してください。
授業は原則として対面方式で実施する予定にしている。ただし、COVID-19の感染状況を鑑みて遠隔方式に切り替える可能性があることから、映像や音声を安定して送受信可能なインターネット環境およびPC・周辺機器を準備しておくこと。
実践的教育
該当しない
備考
対象企業・実習参加者の予定を勘案しつつ、平日・日曜日を含む日程で実施します。平日の日程は変更になる可能性がありますが、その場合は事前に連絡します。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。