シラバス情報

授業科目名
計算科学演習
(英語名)
計算科学演習
科目区分
コース基盤科目
対象学生
情報科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KIIMD5MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
大野 暢亮、中村 知道、沼田 龍介
所属
情報科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
大野:火曜日2限・K418研究室
中村:講義終了後の1時間・教員研究室
沼田:月曜日 16:20-17:50・神戸情報科学キャンパス413室またはオンライン


連絡先
大野:ohno@gsis.u-hyogo.ac.jp
中村:tomo@gsis.u-hyogo.ac.jp
沼田:numata@gsis.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】本講義では計算科学の基礎に対する理解を深めることを目的とし、主にプログラミング言語を用いた数値解析、シミュレーション技法、統計解析手法についての解説及びそれに伴う演習を行う。

【到達目標】1)計算科学の基礎理論を修得すること、2)計算科学分野における基本的なプログラミング技法を身に付けること、である。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:計算科学の基礎的な技法を身につける演習
キーワード:数値解析、シミュレーション、統計解析
講義内容・授業計画
【講義内容】計算科学の基礎となる、数値解析、シミュレーション技法、統計解析についての演習を3人の教員でオムニバス形式で行う。
【授業計画】
1.数値解法:数値積分(台形則、シンプソン則など)
2.数値解法:プログラミング環境、ガウス積分の演習
3.数値解法:常微分方程式の初期値問題
4.数値解法:常微分方程式の解法(オイラー法、陽解法、陰解法)
5.数値解法:オイラー法の演習
6.数値シミュレーションの基本:エレメンタリーセルオートマトン
7.数値シミュレーションの基本:ライフゲームと人工生命
8.数値シミュレーションの基本:なだれ現象とべき則
9.数値シミュレーションの基本:力学系と非線形性
10.数値シミュレーションの基本:ロジスティックマップとカオス
11.統計データ解析:統計の基礎
12.統計データ解析:中心極限定理
13.統計データ解析:信頼区間
14.統計データ解析:最小二乗法と相関係数
15.統計データ解析:自己・相互相関関数
※パソコンの利用:毎回使用予定

※生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
各担当教員から別途通知する。
参考文献
各担当教員から別途通知する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・参考文献の該当部分を事前読み込み(30h)
【復習】レポート作成(3回x 10h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・参考文献を読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
計算科学の基礎理論を理解し、その基礎的なプログラミング技法が身についている者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
各教員から課されるレポートを基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
希望者に対して個別に対応し講評を伝える。
履修上の注意・履修要件
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、各教員が指示したテキスト・参考文献等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。