教員名 : 鷲津 仁志
|
授業科目名
プログラミング演習 プログラミングエンシュウ
(英語名)
プログラミング演習 Exercises in Program
科目区分
ー
コース基盤科目
対象学生
情報科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KIIMD5MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
鷲津 仁志、芝 隼人、沼田 龍介、井上 寛康
所属
情報科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業後適宜対応
連絡先
鷲津:washizu@gsis.u-hyogo.ac.jp
沼田:numata@gsis.u-hyogo.ac.jp 井上:inoue@gsis.u-hyogo.ac.jp 芝:shiba@gsis.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
プログラミングの技量は情報科学に関わるどのような職種であれ、素養が必須である。本講義では大学院で行われることに鑑み、高度なプログラミングを指向する。具体的には、HPC (High Performance Computing)や効率の良いプログラミングなどである。HPCは計算科学・データ科学に必須であるのみならず、科学や産業、社会の基盤であり、それを実践的に使いこなすプログラミングを習得する。また効率の良いプログラミングは、正しいデータ構造やアルゴリズムの選択、可読性の高いコードなどであり、これも重要なプログラミングの素養である。プログラミング言語は流行があるため、本講義では1つの言語に捉われることなく、プログラミングの本質の理解のために、あえて複数の言語の演習をし、素養としてのプログラミングの習得を目指す。具体的には、HPC 環境で提供されるコンパイラーとしては Fortarn と C (C++)が一般的であり、プリ・ポスト処理の言語として有用であり、人工知能や機械学習関連の膨大なライブラリが提供されている Pythonも重要であることから、これら言語について演習する。 【到達目標】 計算科学・データ科学で用いられる各種プログラミング言語を学習し、自分から積極的に発展学習をする素養を身につけることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
講義と演習を並行して行う。講義では、プログラミング技術の習得に必要な知識や概念について、例題を用いながら説明する。演習では、関連するプログラムを作成することによって、プログラミング技術の定着を図る。 【授業計画】 1. ガイダンス(授業の目的、スパコン接続、ターミナル、シェル、エディタ) 2. Fortran 入門1(入出力、変数、関数、配列) 3. Fortran 入門2(条件分岐、ループ、サブルーチン) 4. Fortran 入門3(スパコンプログラミングの初歩) 5. C言語 環境と文法の基礎1 6. C言語 競技プログラミング環境と文法の基礎2 7. C言語によるデータ構造とアルゴリズム1 8. C言語によるデータ構造とアルゴリズム2 9. Python オブジェクトとデータ型、 10. Python フロー制御、シーケンス型操作 11. Python 関数、モジュール 12. Python データ処理、NumPy の利用 13. Python PyTorchで機械学習 14. Python PyTorchでGPU 15. Python PyTorchで分散並列計算 ※パソコンの利用:毎回使用予定 <<生成AIの利用について>> ・レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。 教科書
担当教員から別途通知する。
参考文献
担当教員から適宜案内する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義内容の予習および復習(30時間)
レポート作成(30時間) アクティブ・ラーニングの内容
講義中の演習は個人で行うが、分からないところは、教員に質問したり、学生同士で教えあったりすることを推奨して、コミュニケーション能力を養う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
プログラミングの初歩的な部分を理解し、自ら簡単なプログラムの作成・実行ができる者に単位を授与する。文法の知識の習得、プログラム作成能力の到達度に応じてSからCまでの成績を与える。 【成績評価の方法】 課題70%、プログラム作成能力の達成度30% 定期試験は実施せず、課題への取組姿勢と提出、プログラム作成能力の達成度により評価する。 課題・試験結果の開示方法
講義中に出した課題の解説は、講義中に行う。
レポートについては、教員室等で質問に応じる。 履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|