教員名 : 玉置 卓
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授業科目名
アルゴリズム特論
(英語名)
アルゴリズム特論
科目区分
ー
コース応用科目データ科学コース
対象学生
情報科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KIIMD5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
玉置 卓、照山 順一、宮崎 修一
所属
情報科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時質問を受け付ける。質問がある場合は、事前に教員にメール等で連絡を取るのが望ましい。
連絡先
shuichi@gsis.u-hyogo.ac.jp
tamak@gsis.u-hyogo.ac.jp junichi.teruyama@gsis.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
2◎/1〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
講義目的
1. アルゴリズムの基本的な設計技法 (分割統治法、局所探索法、貪欲法、動的計画法など) を習得する。 2. NP完全性のような計算困難性を示すための技法を習得する。 3. 計算困難問題に対するアルゴリズムの設計技法 (近似アルゴリズム、オンラインアルゴリズム、乱択アルゴリズム、固定パラメータ容易性など) を習得する。 到達目標 「講義目的」で述べた3つの内容を理解したうえで、それを他人に説明できるようになる。また、それを応用して自分でアルゴリズムを設計できるようになる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
アルゴリズムの基本的な設計技法、計算困難性を示すための技法、計算困難問題に対するアルゴリズムの設計技法について解説する。 授業計画 1. アルゴリズムの基礎 2. グラフの基礎 3. 基本的なアルゴリズム: 動的計画法 4. 基本的なアルゴリズム: 分割統治法 5. 基本的なアルゴリズム: 局所探索法 6. 基本的なアルゴリズム: 貪欲法 7. 問題の複雑さ 8. 近似アルゴリズム 9. オンラインアルゴリズム 10. ここまでの理解度の確認 11. 省領域アルゴリズム 12. 乱択アルゴリズム 13. 固定パラメータ容易性 14. 量子計算の基礎 15. 量子アルゴリズム ※生成系AI の取扱いについて レポート,小論文,学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。 教科書
教科書は指定せず、講義資料を配布する。
参考文献
授業中に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習
配布された資料に目を通し、理解できない場所を明確にしておく。講義中に出された問題を解いておく。目安は毎回2時間程度。 事後学習 配布資料やノートを見直しながら、授業内容が理解できているかを確認する。また、理解できていない部分の理解に努める。目安は毎回2時間程度。 アクティブ・ラーニングの内容
講義内で随時出題される問題を解き発表するとともに、それに疑問を持った学生や教員からの質問への対応することで、コミュニケーション能力を養う。
成績評価の基準・方法
基準
講義目的で述べた内容を理解し、それを応用できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 方法 中間試験と min{100, 中間試験の素点+期末レポートの素点} を成績とする。それに加え、受講態度(積極的な発言等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
講義の中で出題した問題はその日、あるいは翌週に解答を示す。
中間試験や期末試験の内容に質問があるものは、教員室などで随時質問を受け付ける。 履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
講義の進度により内容を変更することがある
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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