シラバス情報

授業科目名
健康医療科学演習
(英語名)
健康医療科学演習
科目区分
コース応用科目
対象学生
情報科学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
KIIMD5MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
原口 亮、水野 由子
所属
情報科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
水野:月曜日 9:30−10:30 研究室
原口:水曜日 13:00−15:00 研究室
連絡先
水野 yuko@gsis.u-hyogo.ac.jp
原口 haraguch@gsis.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
信号の解析および処理、モデル化、シミュレーションにより、計測信号の意味づけ、評価を行う手法について学ぶ。基礎的な理論、MATLABおよびPythonを用いた演習により、計測システムとして取り扱えるシステム理論および手法を学ぶ。計測システムにおいて、信号がどのように流れ、最終的に結果が得られるのかを具体的に理解し、実践できることを目標とする。データ解析の基礎的手法から、実際の研究に役立つ手法の習得を目指す。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
授業での内容項目としては以下を予定している。
(水野:前半担当)
1.オリエンテーション:本講義のねらい、全体の概要 ほか
2.生体システムと信号解析
3.信号処理の基礎:フーリエ変換
4.信号処理の基礎:信号の離散化と量子化
5.信号処理の基礎:信号のフィルタリング
6.生体信号の統計解析:基礎知識、確率過程
7.生体信号のスペクトル推定:ウェーブレット解析
(原口:後半担当)
8. 信号処理のための数学
9. MATLABを用いた信号処理の演習
10. MATLABを用いた生体信号処理の演習
11. MATLABを用いたモデル解析の演習
12. Pythonを用いたデータ処理と記述統計の演習
13. Pythonを用いた検定の演習
14. Pythonを用いた回帰・相関の演習
15. まとめ
<<生成AIの利用について>>
・レポート,小論文,学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。
教科書
必要に応じて講義内等で指示・紹介する。
参考文献
・Peter Dalgaard 著,岡田昌史 監訳, Rによる医療統計学 原書2版,丸善出版, 2017年
・中澤 港,Rによる保健医療データ解析演習,ピアソン・エデュケーション,2007年
・金 明哲,Rによるデータサイエンス 第2版,森北出版,2017年
・小野弓絵, MATLABで学ぶ生体信号処理, コロナ社, 2018年
・高井信勝,「信号処理」「画像処理」のための MATLAB 入門,工学社,2002年
・齋藤誠慈,「常微分方程式とラプラス変換」,裳華房,2006年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習
事前に配布している資料を読み講義内容を把握するとともに,理解できない所を明確にしておく.

事後学習
講義内容を見返し,理解できているかを確認する.理解できていない所があれば,質問するなどして理解に努める.

事前・事後学習に60時間必要である。

アクティブ・ラーニングの内容
演習は基本的に個人で行なうが,分からない所を学生同士で教え合うことを推奨し,それにより教える力,コミュニケーション能力を養う.
学生による課題プレゼンテーションと学生同士によるディスカッションを行う.
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからDまで成績を与える。
成績評価の方法:授業・課題への取り組み状況(50%),期末レポート・試験(50%)を基準として評価する
課題・試験結果の開示方法
講義中に出した課題の解説は,講義中に行う.
レポート・試験問題については,教員室等で質問に応じる.

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。