セキュリティエンジニアリング特論

授業科目名

セキュリティエンジニアリング特論

(英語名)

Special Study in Information Science Ⅱ

科目区分

ー

コース応用科目
（情報セキュリティ科学コース）

対象学生

情報科学研究科

学年

1年

ﾅﾝﾊﾞﾘﾝｸﾞｺｰﾄﾞ

KIIMD5MCA1

単位数

2.00単位

ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の？から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。

授業の形態

講義 (Lecture)

開講時期

2024年度後期

担当教員

栗原淳

所属

情報科学研究科

授業での使用言語

日本語

関連するＳＤＧｓ目標

目標9

ｵﾌｨｽｱﾜｰ・場所

木曜3講義終了後教員研究室

連絡先

kurihara@ai.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標

二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。

学部DP

ー

研究科DP

2◎／1〇

全学DP

ー

教職課程の学修目標

ー

講義目的・到達目標

【講義目的】現実のアプリケーション・サービスにおいて存在する脅威、および暗号他のセキュリティ技術の活用方法・最新動向を学ぶことを目的とする。

【到達目標】想定する脅威に対して、基礎を学んできた情報セキュリティの基盤技術を適切に選択し、実際の製品に対して応用する能力の習得を目標とする。

授業のサブタイトル・キーワード

講義内容・授業計画

【講義内容】
本講義では、まず前半において、標準化技術を中心としたセキュリティ技術の応用についての講義・演習を行う。
後半は、セキュリティ技術の最新の研究・標準化・攻撃の動向を輪講形式で発表・議論する。

【授業計画】
第1回: セキュリティエンジニアリングについて導入とガイダンス
第2回: ソフトウェアエンジニアリングにおけるセキュリティ技術 (標準化、標準暗号ライブラリ)
第3-6回: End-to-Endセキュリティ原則とその実現 (公開鍵暗号化、共通鍵暗号化、署名)
第7-10回：安全なWebアプリケーションの実現 (認証技術、認可、他)
第11-15回: セキュリティに関する最新研究・標準化・攻撃に関するプレゼンテーション

ノートPCを毎回利用する予定。

<<生成AIの利用について>>
・レポート，小論文，学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。

教科書

講義資料を配布

参考文献

暗号技術について: 結城浩, 暗号技術入門第3版
他、Webアプリケーションの認証技術などは適宜紹介する。

事前・事後学習（予習・復習）の内容・時間の目安

【予習】授業に際して事前配布するスライド・テキストの部分を事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(15h)

【復習】講義において解説したスライドの読み直し、ハンズオンの振り返り(15h)、プレゼンテーション講評の結果の復習(15h)

アクティブ・ラーニングの内容

個別にテーマを設定したセキュリティ標準技術について自身で調査し、そのプレゼンテーションを行う。

成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力等）の到達度に応じてSからDまで成績を与える。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション・レポート

課題・試験結果の開示方法

プレゼンテーション・レポートの評価は講義内で個別に講評を実施・解説する。

履修上の注意・履修要件

暗号技術・プログラミング言語・ネットワークの基礎に関連する授業を受講していることが望ましい。

実践的教育

該当しない

備考

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。

シラバス情報