シラバス情報

授業科目名
ソーシャルビジネス論
(英語名)
Social Business (J)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
當間 克雄
所属
社会科学研究科(経営専門職専攻)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標5/目標9
オフィスアワー・場所
神戸商科キャンパス研究棟Ⅰ4階425室
連絡先
ユニバーサルパスポートを通じて連絡を取るか、講義初日に當間の連絡先をお伝えします。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
この講義は、近年、注目されているソーシャル・ビジネスをテーマとし、①ソーシャル・ビジネスとは何か、②ソーシャル・ビジネスの担い手は誰か、③ソーシャル・ビジネスを行うために必要な経営的要素は何か、といった3つの側面から講義をしていきたいと考えている。また、実際にソーシャル・ビジネスを実践している社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)を講義に読んで、実践的な側面からソーシャル・ビジネスの現状や課題について講演してもらうことも計画している。
以上の点で、本講義の受講者は、①ソーシャル・ビジネスの理論的知識と、②ソーシャル・ビジネスの実践的知識を習得することができる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:ソーシャルビジネスに関する理論的な知識の習得と事例を通じたソーシャルビジネスの理解と分析
キーワード:ソーシャルビジネス、社会企業家、社会的課題、ビジネスモデル
講義内容・授業計画
授業計画は下記の通りである。なお、詳細については、第1回目の講義に具体的なスケジュール表を配布する。
1〜2.ソーシャル・ビジネスとは何か?具体的な事例を用いて、ソーシャル・ビジネスの定義や担い手などのを紹介する。
3〜4.ソーシャルビジネスの担い手としての社会起業家
5〜6.ソーシャル・ビジネスの担い手としてのNPO法人
7〜9.ソーシャル・ビジネスの実践者の講演(ゲスト講師によるソーシャルビジネスの紹介)
10〜11.ソーシャル・ビジネスのビジネスモデル分析
12〜13.ソーシャル・ビジネスとSDGs
14〜15.ソーシャル・ビジネスとCSV

1.レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。
教科書
現時点では特になし。
第1回目の講義の際に複数の教科書を紹介したい。
毎回の講義で、パワーポイント配布資料を提供するため、それで学習して頂きたい。
参考文献
・谷本寛治 他著『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』NTT出版,2013年.
・澤村明 他著『はじめてのNPO論』有斐閣ストゥディア,2017年.
 第1回目の講義の際に紹介したい。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義終了後に、今回の講義の復習および次回の講義の予習内容を掲示し、講義資料やテキストなどの対象部分を参照、読むことで復習を促す(30h)。
さらに、次回の講義部分も掲示し、講義資料およびテキストなどの対象範囲を読んで、予習を進めることを促す(30h)。

アクティブ・ラーニングの内容
ソーシャルビジネスを分析するフレームワークを活用したグループワーク(特定のソーシャルビジネスが取り組む社会的・地域的課題の明確化とそれらを解決するためのビジネスモデル分析)や学生同士のディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
単位の認定は、①定期試験(50%)、②レポート(20%)、③質問票の提出回数(30%)、以上3項目の総計で行う。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
なお、詳細については、第1回目の講義に説明する。
課題・試験結果の開示方法
毎回の講義終了後に、講義内容の感想や質問を質問票に書いてもらい、次回の講義の最初に質問への回答を行なうことで、フィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
本講義は、講義への出席と質問票の提出を重視している。したがって、講義へ出席しない学生は、当然のことであるが、試験を受ける資格を失う。

実践的教育
本講義では、実際のソーシャル・ビジネスを経営している経営者、NPO運営者をゲスト講師として招く予定である。そのため、ソーシャル・ビジネスの実践的な課題や取り組みを学ぶことができる。その意味で実践的教育に値する。
備考
国際商経学部で開講されている経営戦略などの経営学系の科目を履修されていることが望ましい。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。