教員名 : 山室 敦嗣
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授業科目名
地域資源論 (経営学部・国際商経学部/専門科目)
(英語名)
Local Resources (J) (経営学部・国際商経学部/専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
国際商経学部/経営学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
山室 敦嗣、中井 淳史、矢ケ﨑 太洋
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
授業後、教室にて。
連絡先
学務課に問い合わせ
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/5◎
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
本講義の目的は、履修者が大地・人・自然の関係性やその歴史的展開(過去・現在・未来)を理解したうえで、そこからどのような地域資源を見出し、保全・活用していくかについて、自立的な分析能力を養うことである。地域資源の概要と、その発掘・保全・活用に関する基礎的な考え方について説明できるようになることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
地域資源の発掘・保全・活用、歴史的展開(過去・現在・未来)
講義内容・授業計画
私たちをとりまく世界にはさまざまな「地域資源」がねむっている。この地域資源は、地域社会の持続的発展において重要な役割を果たすものである。本講義では、地域資源を見出す前提として、大地・人・自然の関係性という視点や、それらを時間軸という概念からつないでゆく考え方を学んだうえで、歴史学(中井)・社会学(山室)・地理学(矢ケ﨑)を専攻する教員が、それぞれの方法論や視座にたち、実際の地域資源の保全や活用事例について講述する。
1 ガイダンス・地域資源を考えるために−地域の記憶と地域資源(中井) 2 古きモノから地域の資源へ:社会文化資源をめぐって(中井) 3 自然環境と地域の文化:古代ブリテンを題材に(中井) 4 温泉をひらくモノ:伝承と地域資源(中井) 5 「世界」を理解するために:宗教文化と地域資源(中井) 6 地域資源の開発と地域社会の変容(山室) 7 地域資源は誰のものか:コモンズ論(山室) 8 資源利用と地域コミュニティ(山室) 9 資源利用と環境保全(山室) 10 地域資源と内発的発展(山室) 11 自然資源の活用と地域的な差異(矢ケ﨑) 12 文化資源の形成と変化(矢ケ﨑) 13 グローバル化による標準化と景観保全の取り組み(矢ケ﨑) 14 地域資源を消費するツーリズム(矢ケ﨑) 15 不都合な災害と地域資源の活用(矢ケ﨑) ※パソコンの利用:なし ※生成系AIを利用する場合、教員の許可を得ること 教科書
特になし。
参考文献
各回の内容に関わる基礎的な文献等については、講義中で指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各講義のテーマについての事前学習(30h)
【復習】各講義の事後学習(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
地域資源の保全・活用のために、大地・人・自然の関係性という観点や文理融合的な考え方の重要性について十分理解できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 各回で課する小レポート70%、受講態度など平常点30%によって評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
なし
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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