教員名 : 易 星星
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授業科目名
プロジェクトゼミナールⅡ
(英語名)
Project Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
—
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Fall semester)
担当教員
易 星星
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標17
オフィスアワー・場所
研究棟Ⅱ302
連絡先
yi@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2〇/3〇/4〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義の目的
・学生は、プロジェクトに参加し、そのプロジェクトの過程を通じて、様々な知識を学ぶとともに、自主的に学習する方法も学ぶ(プロジェクト・ベース・ラーニングでの学修)。 ・異文化体験を通じて国際感覚を身につける。 到達目標 ・主体的に知識を学ぶ方法を修得する。 ・グループで学習し、グループとしての学習成果が発表できるようになる。 ・研修先国について知り、異文化の影響を理解する。 具体的には台湾を知り、台湾に行く。オランダによる領有と開発に始まり、鄭成功政権の拠点、清朝統治下時代を経て、日清戦争後の日本統治、第二次大戦後の中華民国政府の大陸からの移転、冷戦時代を経て民主化された台湾は実に多様な民族と文化を持ち、そこに住む人々は複雑なアイデ ンティティを持つ。 現在中華民国政府が実効支配する台湾をさまざまな面から学び、実際に自分の目で見、そこに住む人々と交流することで、知識と体験を兼ね合わせたものの見方を獲得することを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
台湾研修後の事後学習
講義内容・授業計画
後期の15回のゼミでは、下記の各テーマについて多くの本を読み、担当者が発表し、 議論する。最後の数回を使い、台湾研修の事前研修(旅行の心構え、訪問場所の説明者割り当て、インタビュー内容の検討、討論発表会の準備など)を行う。
1.オリエンテーション 2.台湾の歴史を知る(1):オランダ時代・鄭成功時代・清朝時代・日本時代 3.台湾の歴史を知る(2):台湾植民地旅行と近代ツーリズムの形成 4.現在の台湾社会を知る(1):多文化多民族台湾 5. 現在の台湾社会を知る(2):LGBT・国際結婚 6. 現在の台湾社会を知る(3):映画・ドラマ・流行音楽 7. 研修先での発表準備① 8. 研修先での発表準備② 9. 現地調査の準備① 10.現地調査の準備② 11.派遣前オリエンテーション 12.〜15. 海外派遣(春休みに1週間程度の台湾研修を行う予定) 海外派遣の事後学習はプロジェクトゼミナールⅡで行う 教科書
プリントを使用。
参考文献
『交錯する台湾認識—見え隠れする「国家」と「人びと」』(陳來幸・北波道子・岡 野翔太編著、勉誠出版アジア遊学204)
『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(野嶋剛、小学館) 『台湾を知るための60章』(赤松美和子・若松大祐篇、明石書店) 『台湾:四百年の歴史と展望』(伊藤 潔、中公新書) 『植民地台湾と近代ツーリズム』(曽山毅、青弓社) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習、復習の時間は2単位の場合、期間合計60時間が必要となります。
アクティブ・ラーニングの内容
授業中、積極的な発言は求めます。
成績評価の基準・方法
評価基準は学部規程に基づく評価基準に従っている。
評価項目 ・授業への貢献度(発言・質問・積極的に参加する姿勢):50% ・授業の区切りごとの提出物:50% 課題・試験結果の開示方法
対面で行います。
履修上の注意・履修要件
原則、遅刻・欠席は厳禁。(担当教員との連絡をしっかり取ること)
2023年度研修費用は大学の補助を引き、航空券・宿泊代・保険料・食費・交通費などを合わせて15万円程度の自己負担。 基本的に、中国語ができるか中国語を履修している学生に限る。 実践的教育
該当しない。
備考
プロジェクトゼミナールⅡとの連続受講を前提に授業が計画されている。
春休みの期間を利用しての海外研修を予定している。 履修者は15名程度とする。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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