シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅡ
(英語名)
Research Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
福味 敦、福味 敦
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標10/目標16
オフィスアワー・場所
講義終了後
連絡先
fukumiseminar@gmail.com

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
発展途上国の開発問題の現状を理解し、経済学的な観点から分析できるようになることを目指します。仮説をたて、統計的な裏付けを得る手法を理解し、実践できれば、それが本講義のゴールとなります。
授業のサブタイトル・キーワード
開発経済学、統計学
講義内容・授業計画
経済学的な学士論文を書く上で必須の研究能力の獲得に重点を置く。前半は開発経済学の基本を学ぶ。後半よりグループワークを開始し、先行研究やデータ探索を行いながら、研究テーマを絞り込む。

第1回 グループ顔合わせ
 <開発経済学の基本研究>
第2回 貿易自由化と貧困・格差
第3回 直接投資と貧困・格差
第4回 産業集積と経済発展
第5回 ガバナンスと経済発展
第6回 農村開発
第7回 マイクロファイナンス
 <グループ研究> 
第8回 グループワーク(ブレインストーミング)
第9回 グループワーク(先行研究の探索)
第10回 グループワーク(テーマの検討)
第11回 グループワーク(テーマの絞り込み)
第12回 中間報告会
第13回 グループワーク(テーマの再検討)
第14回 グループワーク(テーマの設定)
第15回 報告会(テーマの決定)

※他大学との合同ゼミなど課外活動あり。
※グループ研究を進める際に、講義時間外での活動が必要となります。
教科書
開発経済学の基本的な書籍(日本語)、世界銀行など国際機関のレポート類(英語)の他、計量経済学の基本的なテキストを予定。参考文献参照。
参考文献
山本拓・竹内明香「入門計量経済学 Excelによる実証分析へのガイド」新世社2013年
福地純一郎・伊藤有希「Rによる計量経済分析」朝倉書店2011年
大坪滋・木村宏恒・伊東早苗「国際開発学入門—開発学の学際的構築」勁草書房2009年
絵所秀紀「開発の政治経済学」日本評論社1997年
W・イースタリー著(小浜裕久他訳)「傲慢な援助」東洋経済新報社2009年
A・バナジー&E・デュフロー著(山形浩生訳)「貧乏人の経済学」みすず書房2012年
その他、世銀「世界開発報告」・UNDP「人間開発報告」・外務省「ODA白書」など。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】テキスト、グループ研究に必要な文献を読む(1⽇当たり約30分=15週で約50時間)
【復習】ゼミ中に発見した⽂献等を読む(10時間)/データ分析を⾏ってみる(10時間)
アクティブ・ラーニングの内容
全員がプレゼンを⾏い、ディスカッションを主導する
成績評価の基準・方法
成績評価基準
講義目標の達成度に基づく。

成績方法
出席、グループワークへの参加、論文やプレゼン内容などに基づき総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
毎回の講義時間帯に指導を行うほか、場合によっては個別に指導を行う。
履修上の注意・履修要件
1.経済学的手法を学び、途上国研究に応用する意欲があること。
2.発展途上国に興味があること(教員はインドを主な研究対象としているが、どの地域でも可)。これまでの経験は問わないが、実際に現地へ足を運ぶ意欲のある学生を歓迎する。
2.他大学との合同ゼミなど、講義時間帯以外の活動に必ず参加すること。




実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。