教員名 : 榎原 正吾
|
授業科目名
生命概論 (全学共通科目)
(英語名)
Nature and Life (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
榎原 正吾
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後・講義室
連絡先
enoki@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
ー
全学DP
1-2◎/1-1〇
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
生命について学ぶためには多様な生命体を、細胞、タンパク質、遺伝子などミクロな視点で捉え、その本質に目を向ける必要がある。本講義では生命の基礎を正確に理解し日常の中で関わり合いを考えることを目的とする。 【到達目標】 1)近年の生命科学に関わる急速な技術的進歩について、また、それとともに新たに発生した様々な社会問題や倫理問題について、適切な用語を正確に使って表現(記述)出来るようになる。 2)理系とはまた違った社会科学的な視点で講義内容を解釈し、説明出来るようになる。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:日常生活の中にある生命科学
キーワード:細胞、タンパク質、遺伝子、ゲノム、免疫、生命倫理、iPS細胞 講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、まず生命を構成する主要生体成分について説明する。さらに、日常生活との関わりの中で、その役割や重要性を考える。講義は板書を主体に進める。自分なりの講義ノートを作ることも大切な点である。 【授業計画】 1.ガイダンス 本講義の目的目標や概要の説明 主要生体成分とその働き 2.細胞 3.タンパク質(その1) 4.タンパク質(その2) 5.遺伝子の正体 6.遺伝子の働き ゲノムと社会 7.ヒトゲノム計画 8.オーダーメイド医療 免疫と感染症 9.免疫の仕組み 10.エイズ(HIV)とコロナ 発生とクローン 11.発生と分化 12.再生医療 13.iPS細胞の開発 14.iPS細胞の利用 15.まとめ 定期試験 【生成AIの利用について】 課題レポート提出の際に、生成AIによる出力結果をそのまま提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない。または認定を取り消すことがある。 教科書
特に指定しない。適時プリント資料を配布する。
参考文献
利根川進著、精神と物質(春秋文庫)等 学術情報館に所蔵
長沖暁子、DOG編著、AIDで生まれるということ(萬書房) 生協購入禍 他、適時講義中に紹介する。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
シラバスを参照に次回講義の内容確認・関連資料チェック(1.5h) 【復習】 受講後のユニパ登録(0.5h) 毎回の講義ノートの見直しと整理(2h) アクティブ・ラーニングの内容
適用しない
成績評価の基準・方法
【講義の評価基準】
学習した用語の意味を正確に理解し、表現(記述)・説明出来る者は、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度合いに応じて評価し、単位を付与する。 【成績評価の方法】 主に定期試験の結果(80%)を基準とし、受講態度(提出課題の出来、積極的な質問等)(20%)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
優れた内容、興味深い内容のレポートは講義で紹介する。定期試験結果については、授業評価アンケートの教員コメント欄にて試験結果のコメントをあわせて記載する。また、講義内容に関する質問等に関してもユニバーサル・パスポートのクラスプロファイルQ&A機能も利用して対応する。
履修上の注意・履修要件
これまでに生物学に関係する科目の履修経験が稀薄でも履修は十分可能であるが、講義には出席し、内容を理解し、常に日常にめを向け、様々な情報と講義内容を関連付けて考える姿勢を持ってほしい。板書を多用するため、講義ノートを作成すること。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|