シラバス情報

授業科目名
マーケティング入門 (国際商経・専門科目)
(英語名)
Introductory Marketing (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCCBK1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
小宮 一高
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、研究室にて。授業終了後にアポイントをとること
連絡先
komiya@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この授業は、マーケティング論の基礎となるマーケティング・マネジメント論の理解を深め、その考え方がを現実に適用できるようになることを目的とします。マーケティング・マネジメント論とは、マーケティング活動を実行する際の活動内容とプロセスをまとめたものです。
【到達目標】受講生は、マーケティング・マネジメント論の内容を修得し、現実の製品やサービスを、マーケティングの視点から分析できるようになることを目標とします。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:マーケティング・マネジメント、STPV、4P、ブランド、プロダクトライフサイクル、価格、プロモーション、チャネルマネジメント
講義内容・授業計画
Ⅰ.講義内容
マーケティング論の基礎となるマーケティング・マネジメント論の内容を解説します。また、マーケティング論と関連の深い消費者行動論や流通・商業論についても、必要なところを抜粋して、説明します。複数回の宿題の提出と、1回のレポート課題、期末テストが課されます。

Ⅱ.授業計画

1.イントロダクション
2.マーケティングとは何か(キーワード:マーケティングの定義、価値)
3.マーケティング・マネジメント(STPV、4P)
4.環境の分析(リサーチ、マクロ環境要因、タスク環境要因、消費者)
5.セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、バリュープロポジション(セグメンテーション基準、知覚マップ)
6.事例分析_1(マーケティング視点での分析)
7.製品のマネジメント(ブランド、製品開発プロセス)
8.プロダクトライフサイクル(ドミナントデザイン)
9.価格のマネジメント(高価格設定、基本戦略)
10.プロモーションのマネジメント(プロモーション・ミックス、広告)
11.チャネルのマネジメント_1(商業者)
12.チャネルのマネジメント_2(パワー関係、コントロール)
13.ブランド・マネジメント(ブランド・エクイティ)
14.事例分析_2(マーケティングの実践)
15.全体のまとめ

教科書
特に指定しません。必要な資料は、講義中に配布します。
参考文献
高嶋克義、桑原秀史『現代マーケティング論』有斐閣
Armstrong, G., Kotler, P. and Opresnik, M. (2016), Marketing: An Introduction, Global Edition,13th, Pearson Education Limited
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
復習を中心に学習してください。授業の最後に、当日の講義内容に関連した論述問題を課しますので、その問題を解くことを通じて授業内容を深く理解するとともに、自分の意見を論理的に表現する能力を高めてください。その中の数回が、提出が必須となる宿題となります(50h)。また、マーケティング視点での分析をおこなうレポート課題を1回課します(10h)。
アクティブ・ラーニングの内容
毎回の授業、特に事例分析の回では、教員が提示する質問に対して、スマートフォンからGoogleフォームにアクセスし、解答することになります(解答は無記名です)。自身の意見を積極的に発信する姿勢が必要となります。
成績評価の基準・方法
マーケティング・マネジメント論の内容を理解し、マーケティング視点で実際の製品やサービスを適切に分析でき、その知識を使用して企業等のマーケティング課題に実践的な解答を与えられる者に、S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価をおこない、単位を付与します。
成績は、宿題の評価(30%)と1回のレポート(30%)、期末テスト(40%)で評価します。
課題・試験結果の開示方法
宿題とレポートの解説は、授業中におこないます。テスト問題の解説は、テスト後にユニバーサル・パスポートの資料掲示を通じておこないます。
履修上の注意・履修要件
この授業は、原則全て対面で実施する予定です。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。