研究ゼミナールⅢ

Research Seminar III (J)

専門教育科目

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国際商経学部

3年

KCCBK3MCA3

2.00単位

演習 (Seminar)

2024年度後期

高階 利徳

国際商経学部

日本語

目標8

随時受け付け、研究棟Ⅱ 415研究室

takasina@em.u-hyogo.ac.jp

1◎／2◎／4〇

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（講義目的）
人的資源管理論、組織行動論およびキャリア形成論に関する知識の習得。

（到達目標）
当該分野の基礎的知識を習得し、将来の実践に役立てられるようになること。

組織行動論、組織の中の人間行動、心理学、人的資源管理

（講義内容）
2年次後期に精読した基礎的教科書や論文の知識を基礎に、チーム毎に独自の分析枠組みを設定し、質問票調査の準備を整える。
また統計ソフトの操作法を習得し、後期で実施する分析作業に備える。

（授業計画）
　以下のようなスケジュールで実施する。

10月：質問票の最終確認を完了し、調査の準備を行う（質問票の印刷、配布の準備）。
11月：質問票の配布・回収・入力を実施し、分析を始める。
12〜1月：報告資料作成を進める。
2〜3月：調査結果を報告する。

※これらの取り組みを通じて、卒業論文への問題意識を徐々に深めていくことを求める。

苅谷剛彦（2002）『知的複眼思考法』講談社文庫。

鈴木竜太・服部泰宏（2019）『組織行動 組織の中の人間行動を探る』有斐閣ストゥディア。
奥林康司・上林憲雄・平野光俊編著（2010）『入門 人的資源管理 第2版』中央経済社。
開本浩矢編（2019）『組織行動論（ベーシック+）』中央経済社。
小宮あすか・布井 雅人（2018）『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』 講談社。

（予習）
授業の準備として、指定文献・論⽂等の講読（30ｈ）。

（復習）
授業後の確認として、論点整理、レポート作成等（30ｈ）。

ディスカッションを通じて、学⽣が正解のない問いに向き合うことを⽀援する。

（評価項目）
成果物（調査報告の出来栄え）：60%
取組姿勢（ゼミ運営への協力、上下級学年との積極的交流など）：40%

（評語の定義）
Ｓ：成果物作成に特に優れた貢献をし、非常に高い思考力を獲得した。極めて良好な取組姿勢を示した。
Ａ：成果物作成に優れた貢献をし、大学生としての思考力を獲得した。良好な取組姿勢を示した。
Ｂ：成果物作成に平均的な貢献をし、平均的な思考力を獲得した。通常の取組姿勢を示した。
Ｃ：成果物作成に最低限の貢献をし、最低限の思考力を獲得した。消極的な取組姿勢を示した。

演習の中で⾏う。

組織の中の人間問題に対する強い関心を有していること。
質問表調査を実施するので、PCを苦労なく操作できる程度の情報リテラシを備えておくこと（ないしは身につける意気込みを持っていること）。

該当する（事業所における働き方改革を推進・指導・奨励している兵庫県の外郭団体所属の外部講師から、学外にて研修を受ける。またフィールド調査時、その外部講師より様々な助言・協力を受け、報告時にはフィードバックも受ける）

「よく学び、よく遊ぶ」を実践する。最近は、「よく食べる」が加わってしまった。教員から遊び・学びを誘うこともあるだろうが、基本的には、学生が主体的にゼミを運営する意気込みを持って欲しい。