シラバス情報

授業科目名
ヒューマンヘルスサイエンス (全学共通科目)
(英語名)
Human Health Science (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
大村 佳代子、能町 しのぶ、築田 誠
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
築田研究室(6F)
事前にアポイントをとること
連絡先
makoto_tsukuda@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎/3-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 個人の健康を維持することは社会生活を営む上で基本である。健康増進を図るうえで知っておきたい知識を身につけ,自身のみならず,家族の健康を守るための課題を知り,科学的に人間の健康について探求する必要性を述べることができる。
【到達目標】
1. 妊孕期および子育て期の健康について説明することができる。
2. 地域で暮らす人々の健康について理解を深め、課題解決のために他者との対話の中で考えていく力を養う
3. 感染症による,人間社会への影響について説明することができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:健康,社会,子育て,感染症
講義内容・授業計画
【講義内容】
 本講義はヒューマンヘルスサイエンスを,「妊孕期および子育て期の健康(第1〜5回)」「地域で生活する人々の健康(第6〜10回)」「感染症と社会(第11〜15回)」の視点で教授する。
【授業計画】
1.ガイダンス、妊孕性、不妊症と生殖補助医療
2.   女性・男性に対する暴力
3.   出生前診断と倫理的問題
4.   子育て期にある親の健康
5.   子どもの虐待とその予防
6. 多様な生活を支える社会資源
7.    遠隔医療と在宅看護
8.    科学の進歩と倫理的課題
9.    孤立と社会的処方
10.    時事的な健康課題
11.感染症の分類と感染防御機構
12.災害と感染症
13.性行為感染症
14.WHOからみる新興再興感染症
15.感染症による社会への影響
教科書
資料を配布します。
参考文献

・ ユネスコ編:改訂版国際セクシュアリティ教育ガイダンス 科学的根拠に基づいたアプローチ,明石書店,2020マ−ク・N.コ−エン:健康と文明の人間史,人文書院,1994

・ 小田中直樹:感染症はぼくらの社会をいかに変えてきたのか — 世界史のなかの病原体,日経BP,2020

その他,講義時間中に紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して参考文献等の該当箇所を熟読しておく(7h)
【復習】講義内容の理解を深めるために配布資料・参考文献を読み直す(8h)
アクティブ・ラーニングの内容
数名のグループでディスカッションすることにより知識を深める。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 科学的に人間の健康について探求する必要性および健康課題について,「妊孕期および子育て期の健康」「地域で生活する人々の健康」「感染症と社会」の視点で理解できる者に単位を付与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じて,S(90点以上),A(80〜89点),B(70〜79点),C(60〜69点)の成績評価を行う。
【成績評価の方法】
 「妊孕期および子育て期の健康」「感染症と社会」それぞれレポート(100%)で評価する。「地域で生活する人々の健康課題」はグループディスカッションの参加度(30%)とレポート(70%)により評価する。レポートの内容,提出方法については,第1回,第6回,第11回に説明する。
課題・試験結果の開示方法
授業中の課題については講義内で解説する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
看護師としての実践経験を有する教員が,オムニバス形式によりその経験を活かし,健康について考えを深めるための講義することから該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。