シラバス情報

授業科目名
日本文化論 (全学共通科目)
(英語名)
Culture of Japan (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
看護学部/社会情報科学部/国際商経学部/経済学部/経営学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
星山 京子
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所

火曜日昼休み・研究棟1 A-331

連絡先
hoshiyam@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/3-2◎/4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】グローバリゼーションがすすむ現代社会において、自国の文化(もしくは自分が住む国の文化)の特徴やアイデンティティについて深く理解し、自分の言葉で説明できるようにすることは重要である。本講義では、近世から現代の歴史史料の分析、読解によって、日本文化への理解を深めることを目的とする。

【到達目標】1)歴史的な視点で、日本文化の他国にはない特徴を理解し、自分の言葉で説明できるようになること、2)グローバルな視野を持って、日本文化について議論できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:グローバル世界における日本アイデンティティを考える


キーワード:日本文化の他国にはない特徴
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では武士道、妖怪、異性装、歌舞伎、宝塚歌劇、遊女など、日本文化にかんするさまざまなトピックを扱う。これらのトピックにかんして、戦国時代から現代にかけて、日本国内で作成された生の歴史史料(書物、書簡、日記、家訓、瓦版、新聞、回顧録等)を分析、検証を加えることによって、他国にはない日本文化や思想の特徴を講述する。
【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.小林一三と阪急文化①
3.小林一三と阪急文化②
4.日本における獣肉食の起源─肉食の思想①
5.日本における獣肉食の起源─肉食の思想②
6.日本の異性装の伝統から考える日本文化のエッセンス─歌舞伎─①
7.日本の異性装の伝統から考える日本文化のエッセンス─歌舞伎─②
8.日本の異性装の伝統から考える日本文化のエッセンス─宝塚歌劇─①
9.日本の異性装の伝統から考える日本文化のエッセンス─宝塚歌劇─②
10.ビデオ学習
11.幕末庶民の異国観①
12. 幕末庶民の異国観②
13.日本人と武士道─戦国武将の甲冑に表れた武士の思想─①
14.日本人と武士道─戦国武将の甲冑に表れた武士の思想─②
15.まとめと評価(到達度の確認)




教科書
適宜、プリントを配布する。
参考文献
適宜、授業の中で紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【予習】授業で配布する史料や配布物の事前読み込み(15h)、重要語句、歴史用語を調べ学習する(15h)



【復習】ノートの整理(5h)、講義内容の理解を深め定着させるために配布物や史料を読み直し(15h)、関心をもった事柄についてさらに調べ、学習する(10h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

日本文化の特徴を理解し、歴史史料の読解、分析ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】

平常点(小テスト+出席点)40%、定期試験60%を基準として、受講態度(講義内容にかんする積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。


定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件

・クラブやサークル活動による欠席に対する特別措置、最終学年の履修者に対する単位の救済措置はとらない。

・授業中、丁寧にノートを取ることが求められる。
実践的教育
該当しない。
備考
初回のガイダンスにおいて、本講義を履修するにあたっての重要な注意事項を周知するので、履修希望者は第一回の授業に出席すること。


英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。