シラバス情報

授業科目名
生活と防災 (全学共通科目)
(英語名)
People Living and Disaster Reduction (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
浦川 豪、馬場 美智子
所属
減災復興政策研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、次の講義開始時間まで講義室にて(またはリモート)
連絡先
g_urakawa@drg.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/3-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
災害が発生すると、そこで暮らす人は被害を受け、被災者となってしまう。被害を最小限度に止めるために防災意識を高め、身近な事から事前防災対策を実施することが重要である。災害発生に起因する、様々なハザード(外力)と地域防災力(脆弱性)、それらによる被害発生の枠組みを説明し、被災現場の現実についてわがこと意識を持って理解を深めことを目的とする。
【到達目標】
1)防災、減災についての身近な基礎知識を説明できること、2)学生自らが自らの暮らしに見合った事前防災対策を自主的に提案できること、である。

授業のサブタイトル・キーワード
授業のサブタイトル:自らの事前防災対策のための防災・減災基礎
キーワード:災害、事前防災対策、ハザード、地域防災力、被災

講義内容・授業計画
本講義では、まず、災害発生による被害が発生する枠組みについて説明する。そして、被災現場で直面する現実(生活)について説明するとともに、被害を最小限度に止めるための事前防災対策について説明する。後半では、様々な災害事例を通して、被害の様相、被災するということについて説明する。
【授業計画】
1.ガイダンス:本講義の目的と達成目標(浦川、馬場)
2. 防災・減災の考え方(浦川)
3. 防災・減災の基礎(浦川)
4. 防災・減災の枠組み(浦川)
5. 風水害のハザードと被害(浦川)
6. 土地の災害リスクと住宅(馬場)
7. 家具の転倒による被害と対策(馬場)
8. 被災地での生活(避難所、在宅避難)(馬場)
9. 被災地での生活(応急仮設住宅)(馬場)
10. 応急措置(馬場)
11. 地震災害のハザードと被害(浦川)
12.すまいの防災・減災対策(浦川)
13. 過去の災害(阪神・淡路大震災)における被害と対策(浦川)
14. 被災するということ(浦川)
15. まとめと評価:到達度の確認(浦川、馬場)




教科書
必要に応じて講義で資料配布、資料入手先を指示する。
参考文献
講義中に適宜紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する項目の事前調査(30h)
【復習】学習内容(ノート)の見直し(10h)、課題(20h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 講義目的に記した内容を理解し、講義目的の知識を習得できた者に単位を授与する。各回の講義の理解度(65%)と到達度の確認(35%)により評価する。講義目的・到達目標に記載した能力の到達度に応じてS(90 点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C (60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 課題、講義内でのレポート、学習態度と理解度(第15回、到達度の確認)により総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
課題は、課題提出日に解説する。到達度の確認(第15回)の結果は、別途指示する方法(第1回ガイダンス)によりフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
・副専攻「防災リーダー教育プログラム」の基礎科目です。防災・減災の基礎的な知識を得ることができます。
・自主課題等はユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能にて適宜掲示します。
・当授業は神戸商科キャンパスから姫路工学キャンパスへ配信する授業形態であり、配信側となる 神戸商科キャンパス の履修者は対面授業となりますが、受信側となる 姫路工学キャンパス の履修者は遠隔授業となります。なお、配信映像は両キャンパスに設置しているモニターに映し出されますので、履修者各自が端末を持参する必要はありません。
・生成AIの利用については教員の指示に従うこと。研究の事前・事後学習や事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを利用しても良い。ただし、生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。






実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。