シラバス情報

授業科目名
情報処理応用 (B:看護)
(英語名)
Applied Information Processing (B:看護)
科目区分
全学共通科目
対象学生
看護学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA7
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
片山 貴文
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
金曜日・明石5F研究室
連絡先
takafumi_katayama@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
4-2◎/1-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、幅広い教養を養うことによって、豊かな人間性を育み、人としての権利を尊重し、一人一人が快適で活躍できる人間中心の社会に向け、Society 5.0の中で適切な提案ができることを講義目的としている。デジタル化に対応した分かりやすい資料作りに応用できる力、動画により表現する力、VRの可能性を説明する力、AIや情報機器を用いて、視覚・聴覚・発達障がい者への支援を提案する力を身に付けることを到達目標とする。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 障がいや世代を超えて尊重し合あえる社会を実現するため知識を身につける情報処理応用
キーワード: デジタル化、分かりやすい資料作り、動画によるプレゼン、3D、VR活用、障がい者支援
講義内容・授業計画
I  講義内容
 本講義では、デジタル化に対応した分かりやすい資料作りについて体験的に学ぶ。さらに、患者や障がい者を支援するための技術、AIやVRを含めた活用事例などを学び、コンピュータを道具として利用するための基礎から応用に向けて知識と技術を身に付けていく。

II 授業計画
1. プレゼン応用 SmartArt、将来像
2. プレゼン応用 アニメーションの設定 主体的な学び
3. ワープロ応用 レイアウト、ページ番号、ヘッダーフッター、ワードアート、文字列の折り返し 院内行事
4. ワープロ応用 差し込み印刷、感謝状を作る
5. プレゼン応用 スライドマスター
6. データベース入門
7. テキストマイニング   自由回答の解析
8. イラストの作成  ドローソフトとペイントソフトの違い、ベジェ曲線
9. 3DCG入門  3Dプリンタ、インフォームドコンセントへの活用
10. 写真の加工1  自然な形での画像の加工・修正・レタッチ 認知機能
11. 写真の加工2  フェイク画像、写真の合成、レイヤー、透明化
12. 患者・障がい者支援   視覚障害者のPC活用、点字、自閉症、手話
13. アニメーションの作成  プレゼン・教育用途、仮想現実(VR)体験
14. インターネットの有効活用  医療・看護系、栄養、語学、災害
15. 情報機器による患者等の支援  電子ペン、音声操作、視線操作

※ パソコンの利用: 毎回使用予定(Windows11)
※ 生成系AI の利用: 生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
適時、必要な資料を配布する。
参考文献
とくに指定しないが自分にあった1冊を用意することが望ましい。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して公開する授業資料を事前に読み込み(15h)、ソフトのダウンロード・パソコン操作の準備(5h)
【復習】課題の作成(15h)、他者が作成した課題の閲覧と相互評価(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
相互に学び合いをする時間を設ける
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 デジタル化に対応した分かりやすい資料作りに応用できる力、動画により表現する力、VRの可能性を説明する力、AIや情報機器を用いて、視覚・聴覚・発達障がい者への支援を提案する力について、その到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を実施し、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 各回に提出する課題について、1.課題に対する理解度、2.自分なりの視点・表現、3.適切な引用・出典を基準(80%)として、4.他者による相互評価(20%)を加えて、受講態度(講義時間中・時間外の積極的な質問)などの課題への取り組みを含めて総合的に判断する。
課題・試験結果の開示方法
提出した課題については他者にも公開し相互に評価しあうことで振り返りを行う。レポートについては、次の講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
課題の仕上げを講義時間外(後日)に行い、操作の復習をすること。欠席した日の課題は自らの責任で実施、次回の講義までに提出すること。
≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫
・当授業は、対面で実施を基本としますが、新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を2教室に分けて教室間をオンラインで繋ぐ方法や、自宅でのオンライン授業を実施する方法とがあり(オンライン形式の回は授業計画に記載)、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi 環境)が必要となる場合があります。感染拡大等により授業方法が変更になる場合は、事前に連絡します。
実践的教育
該当しない
備考
養護教諭の情報機器の操作を学びたい者、コンピュータの操作に慣れていない者、応用的な知識として情報機器の操作を学びたい者を対象とする。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。