教員名 : 松山 直樹
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授業科目名
社会科学入門 (国際商経・専門科目)
(英語名)
Introductory Social Sciences (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
国際商経学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCCBK1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
松山 直樹
所属
経済学部・国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標4/目標8/目標10/目標16
オフィスアワー・場所
<オフィスアワー>
月曜日の昼休み <場所> 研究室A229 連絡先
naoki.ma@econ.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
<講義目的>
経済学や経営学を学ぶ上で、社会科学の形成過程を歴史的な視点から考えることは重要である。 本講義では、社会科学の諸分野の起源に対する理解を深めることを目的とし、社会科学における基礎概念やそれを取り巻く課題について論究する。 <到達目標> 本講義の到達目標は、1)自校史を踏まえて本学で社会科学を学ぶ意義を理解すること、2)社会科学の哲学的基礎を修得すること、3)古代から現代までの社会科学の形成過程を理解し、社会科学の本質的な意義を議論できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:本学で社会科学を学ぶために
キーワード:自校史、高等教育、ジェンダー、科学史、知性史 講義内容・授業計画
<講義内容>
本講義では、社会科学の形成過程の概要を紹介する。自校史や大学の制度化、諸学問の歴史を社会科学との関連で概観し、現代の社会科学が直面している問題点やその解決の方法の手がかりを講述する。 <授業計画> 1. ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。 2. 県立神戸高等商業学校(自校史) 3. 大学教育について(J.S.ミルの大学教育論) 4. 高等教育とジェンダー(ジェンダー論) 5. 高等教育と大衆(大学史) 6. 科学とはなにか(科学史・科学哲学) 7. 古代ギリシャ哲学(アリストテレス) 8. 近代科学の成立(アイザック・ニュートン) 9. 近代自然法思想の確立(トマス・ホッブズ) 10. 社会秩序と経済秩序(アダム・スミス) 11. 功利主義(ジェレミー・ベンサム) 12. 民主主義(アレクシス・ドゥ・トクヴィル) 13. 自由主義(J.S.ミル) 14. 共産主義(カール・マルクス) 15. 資本主義(マックス・ヴェーバー) 定期試験 教科書
M.P.マーシャル著、松山直樹訳(2021)『想い出すことーヴィクトリア時代と女性の自立』晃洋書房。(生協等で購入する)
参考文献
『社会科学入門』(岩波新書、中公新書)など(学術情報館にあり)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの該当箇所や配布資料を事前に読み込む(1h×15回)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために、テキストや配布資料を読み直し(1.5h×15回)、関連著作(授業中に紹介)を読む(1.5h×15回) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
<成績評価の基準>
社会科学の形成過程を理解し、講義内で言及する学者たちの主な学問的功績を説明できる者に単位を授与する。 社会科学の哲学的基礎に関する知識、社会科学の現状に対する思考力、社会科学の本質的意義をめぐる判断力等の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 <成績評価の方法> 定期試験100%を基準として、講義態度(講義内容に関する積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
全体的な講評をUniversal Passportを使って示す。
履修上の注意・履修要件
<履修上の注意>
・履修にあたっては、幅広く学ぶ姿勢を心がけ、実践すること。 ・「講義内容・授業計画」に関して、テキスト、配布資料、関連文献などについて十分に予習・復習をして講義に参加すること。 ・講義に関する問い合わせは、Universal Passportの「授業Q&A」を用いること。 実践的教育
該当しない。
備考
この講義は、経済学部の「社会科学概論a」(後期)との合同授業である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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