教員名 : 矢嶋 聡
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授業科目名
地域経営論 (国際商経・専門科目)
(英語名)
Regional Management (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
矢嶋 聡、松本 善樹
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
研究室にて随時(事前にご連絡をお願いします)
連絡先
ユニバーサルパスポートの「授業Q&A」からお問い合わせください。
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/1〇/3〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
目的は、兵庫県内に所在する企業の経営者などから、当該企業が属するマーケットの特徴、環境の変化とそれに対応した実践的な戦略や取組みをご講義いただき、その内容についてこれまでに学んだ経営学関連の理論を応用して説明できるようになることである。具体的には、理論と実践の相互関係を実例を通じて関連付けながら客観的に分析し、地域企業の取り組みを詳しく記述することである。さらに、講義内容を各自が卒業後のキャリアの中でどのように活かしていけるのかということや、社会や地域の担い手としての貢献意欲を記述してまとめることである。
到達目標は、以下の3点である。 到達目標①:経営学分野を中心とした理論が企業の事業活動を通じてどのように実践されているのかを分析すること 到達目標②:兵庫県内の企業がどのように地域経済に対して貢献しているのか、あるいは貢献しようとしているのかを自分なりに考察して記述すること 到達目標③:この講義を通して学んだこと、知ったこと、新たな発見、気づきを各自が今後希望する進路やキャリアの中で、どのように役立てていけるのかを記述することである。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
≪講義概要≫
・講義は全15回で構成する。各回、みなと銀行およびみなと銀行取引先の企業経営者の方を中心として講師を選定し、その企業が属する市場環境や戦略等を講義する。 ≪講師企業≫ ・株式会社みなと銀行 ・一般機器製造業 ・機械製造業 ・食料品卸売業 ・化学薬品製造業 ・鉄・スクラップ卸売業 ・建機部品卸売業 ・電機機械器具製造業 ・食品製造業 ・化学薬品製造・販売業 ・鉄道業 ・音響機器製造業 ・ゼネコン (注)講師企業(業種)は変更になる場合がある。 教科書
特に指定しない。
必要時は資料を配布する。 参考文献に挙げたように、イノベーションやアントレプレナーシップ、リーダーシップ、マーケティングに関連する文献にあたることを推奨する。 参考文献
Drucker, Peter F. (上田惇生 編訳)『イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】』ダイヤモンド社、2015年
金井壽宏、髙橋潔『組織行動の考え方』東洋経済新報社、2004年 和田充夫、恩蔵直人、三浦俊彦『マーケティング戦略 第6版』有斐閣、2022年 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
各回予習2h、復習2hを目安とする(4h×15回、合計60h)。
予習の内容は、講義に出講いただく企業の情報を必ず事前にホームページを見て確認しておくこと。 予習と復習の内容は、日々の報道番組や新聞記事、地域情報誌などを視聴・閲覧し、出講いただく企業以外にも様々な企業の話題や社会貢献活動などの取り組み事例を継続的に情報収集すること。とりわけ、兵庫県内企業の最新の情報を集めるために、地方版の記事やニュースの内容を各自のノートに書き留めておくこと。さらに、それらの取り組み事例が何をねらい(目標や成果)にしているのかについて自分なりの意見をまとめておくこと。 復習の内容は、到達目標①〜③の記述を作成することである。特に到達目標①を重点的に復習し、講義内容を経営学の諸理論や事例を分析視角にしてまとめることである。 到達目標①のまとめ方の手順は、次のとおりである。 1.文献やインターネットを調べ、講義内容を分析するための理論や意見、主張、事例、統計データ(以下、理論等)を決める。 2.理論等は、それを書いた人の名前、発表された年、発表された媒体名(書籍名、論文名、インターネットのアドレスとタイトル)を記載する。 3.講義内容と理論等とを比較して、当てはまること、当てはまらないこと、各自が調べた他の事例と類似していること、異なること、新しいこと、理論等では十分な説明が足りないこと、などについて記述する。 アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
毎回の講義終了後にレポートをwordで作成し、ユニバーサルパスポートへ提出すること(100%)。
提出期限は、各回の1週間後までを予定している。 レポートには、到達目標に示した②と③の内容を記述必須とする。到達目標に示した①の内容についての記述は、講義の内容から都度判断する。 なお、単語や箇条書きではなく、必ず文章で記述すること。 字数は、到達目標①〜③それぞれについて100字以上を目安とする。 課題・試験結果の開示方法
毎回の講義で提出されたレポートに書かれた内容を次回以降の講義冒頭に要約して紹介する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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