教員名 : 伊藤 克広
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授業科目名
研究ゼミナールⅡ
(英語名)
Research Seminar II (J)
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
国際商経学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCCBK3MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
伊藤 克広
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
演習後30分・研究室(体育館1F)
連絡先
itokatsu@em.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2◎/4-1◎
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
<目的>
「スポーツは社会を映す鏡である」と言われる。なぜスポーツはこのように捉えられるのか?本ゼミナールではその社会における役割や機能について社会科学の視点から探索し、スポーツに関して更に理解を深めていく。 <目標> スポーツに関する理解を更に深めるために、研究ゼミナールⅡでは研究ゼミナールⅠで習得した知見や知識を基にスポーツの現場に赴き、フィールドワークを行う。フィールドワークにおいて、データ収集方法や分析方法を習得し、自らスポーツに関して考え、探求する力を養う。さらに、得られたデータをまとめ、報告書を作成する方法を習得する。また最終的に報告書の内容をプレゼンすることにより表現力や伝達力を習得する。 授業のサブタイトル・キーワード
<キーワード>フィールドワーク、参与観察、インタビュー、スポーツ、レジャー、レクリエーション
講義内容・授業計画
<内容>
人類共通の文化であるスポーツについて、研究ゼミナールⅠで行った書籍等の詳読で得た知識や知見を基に、実際のスポーツの現場でフィールドワークを行う。そのフィールドワークを行うにあたり、調査方法や分析方法を習得する。フィールドワークで得られたデータの作成と分析を行い文章化し、報告書を作成し、その内容をプレゼンする。 <計画> テーマ:フィールドワークの方法 1.フィールドワークとは:フィールドに入る、データ収集の方法 2.問いをたてる:情報収集、先行研究を探す、仮説をたてる 3.方法:フィールドノート、参与観察法、インタビュー、分析方法 テーマ:フィールドワークに向けて 4.調査の企画、設計1:質問項目の設定 5.調査の企画、設計2:質問項目の設定、精査、調査依頼 テーマ:フィールドワークの実施 6.フィールドワーク1:フィールドワークの実施(2グループ)と振り返り 7.フィールドワーク2:フィールドワークの実施(2グループ)と振り返り 8.フィールドワーク3:フィールドワークの実施(2グループ)とまとめ テーマ:データの分析と報告 9.データの作成と分析1:フィールドワークで収集したデータをフィールドノートにまとめる、コーディング 10.データの作成と分析2:フィールドワークで収集したデータをフィールドノートにまとめる、コーディング 11.データの作成と分析3:フィールドワークで収集したデータをフィールドノートにまとめる、コーディング 12.報告書の作成1:フィールドノートの結果を報告書としてまとめる 13.報告書の作成2:フィールドノートの結果を報告書としてまとめる 14.報告書の作成3:フィールドノートの結果を報告書としてまとめる 15.プレゼン:報告書の内容をプレゼンし、ディスカッションを行う 教科書
特に指定しない。ゼミナール中に適宜指示する。
参考文献
浦上昌則・脇田貴史(2008)「心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方」
谷富夫・芦田徹郎編著(2009)「よくわかる質的社会調査 技法編」 谷富夫・山本努編著(2010)「よくわかる質的社会調査 プロセス編」 佐藤郁也(2023)「はじめての経営学」 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<事前学習>ユニバーサルパスポートにアップする演習資料を事前に読み込む(30h)。
<事後学習>演習で学んだ内容をさらに理解するために自ら情報収集し、次の演習で1分間発表(30h)。 アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを行う際にはまとめ役(ゼミ生)を指名し、まとめ役を中心に討議する。討議した内容を発表。まとめ役は必ず1回以上経験する。
成績評価の基準・方法
プレゼンテーション(知識・技能、判断力、表現力、伝達力)、ディスカッション(思考力、論理性)、レポート(知識、論理性、思考力)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーション、ディスカッションについては、終了後に講評を行う。
レポートについては、コメントを付記して返却するとともに次の演習において解説する。 履修上の注意・履修要件
毎回必ず出席し、積極的に発言・質問等をすること。
他の演習メンバーのやる気を損なうようなネガティブな発言や態度は絶対に避けること。 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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