シラバス情報

授業科目名
卒研ゼミナールⅠ (国際商経・専門科目)
(英語名)
Thesis Seminar I (J) (国際商経・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
国際商経学部
学年
4年
ナンバリングコード
KCCBK4MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
橋本 浩幸
所属
社会科学研究科(経営専門職専攻)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標10/目標11
オフィスアワー・場所
質問や相談への対応は研究室にて対応します。
曜日時間は、事前に「連絡先」に記載の方法で確認すること。

連絡先
・ゼミ選考時にやり取りするメール
・所属決定後のガイダンス時に作成するゼミLINE
・個人LINE

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
経済学的考え方を日常的に出来るように、行う議論は「経済学の論理」にしたがうように促す。
到達目標
(1)経済学的考え方のメリットとデメリットを説明できる。
(2)データをもとに議論を展開し、それをもとにした論理的な文章を作成することが出来る。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:社会的課題を政策で解決する方法を考える経済ゼミ
キーワード:社会的課題の見つけ方、説得力を持たせる方法
講義内容・授業計画
講義内容
参考文献や資料の収集と整理
発表と議論を繰り返し、論文を仕上げる。

演習計画
テーマの決定は、基礎学力の修得程度に応じて個別に指示する。
各人の進捗状況に応じて発表をしてもらう。
出来る限り全員が参加して議論を行う。
夏期休暇明けには、大まかな執筆作業が出来ていることが目標。

卒論テーマの選択と卒論執筆の目的
経済学は人間行動とそれが広範にもたらす結果を体系的に理解するための学問です。それは、人間が関わる社会経済の出来事はすべて、経済学による分析の対象になりうることを意味します。また、社会学や心理学などと同様に、経済学はDisciplineのひとつにあたり、経済学による分析は、単純に経済分析ではなく経済学的分析とよばれます。経済学的思考で考えるのであれば、どのようなテーマで卒論を書くことも可能です。経済学的思考は、我々の日常に潜む目に見えないHidden Orderを可視化してくれます。選んだテーマや取り上げた問題に、経済学的思考でHiddenOrderを見つけ出し、それを活かした解決策の提案や政策提言を卒論に盛り込むことを目指します。
前期:研究テーマの決定と論文執筆の準備
1 各自のテーマを仮決定。
2 仮決定したテーマについて全員で議論。
3 再度テーマについて吟味市決定。 
4 各自のテーマについて経済学的にどのように考えられるか調べる。
5 各自のテーマのもと、卒業研究のタイトルを仮設定する。
6 仮設定のタイトルにそって、論文の構成を考える。
7 各自の論文のテーマ、タイトル、構成について決定する。
8 2グループに分けて、各自のテーマを議論する。
9 議論の続き。 
10 グループを移動して、各自のテーマを議論する。
11 議論の続きを行う。
12 各自の論文執筆に必要な先行研究を調べる。
13 引き続き、先行研究を調べる。
14 採用する分析手法について考える。
15 分析に必要なデータや資料について調べる。
夏期休暇中に合宿

生成系AIの利用について
ゼミナールにおいては、生成系AIの利用を予定していない。
学生が利用する場合には、教員の指示に従うこと。特に、生成系AIの出力した内容については、教員の指示がなくとも、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教員の指示に従わずに、生成系AIの使用が判明した場合は成績認定を取り消すことがある。
教科書
使用しない。
参考文献
ゼミの進捗や日ごろの議論の様子に応じて、論文や書籍など適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
次のゼミやが効率的に実施できるように準備をしてもらうので、決まった事前・事後の学習時間を予定はしていないが、目安としては平均週4時間程度を求める。
アクティブ・ラーニングの内容
テーマの設定も学生が行うため、卒業論文の作成に対する指導は、学生が能動的に疑問を解消していく形式で進めていく。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
設定したテーマに適切な経済学的焦点をあてることが出来、経済分析の特徴を理解し議論をし、卒業研究を仕上げた受講者に単位を授与する。
講義目標の達成度および執筆もしくは発表した論文の内容に応じて、SからCまで成績を与える。
成績評価の方法
受講態度50%と期末試験50%を基準として、授業参加の程度を加味した総合評価をする。
課題・試験結果の開示方法
共有すべき内容についてはゼミの時間に解説やアドバイスを行う。それに加えて、必要な場合はゼミの時間以外に個別面談を行う。
履修上の注意・履修要件
【履修上の注意】
「やってみよう」を大切にします。
勉強することや知識を増やすことに積極的な学生を歓迎します。
経済系ゼミです。幅広く、学生個々の興味関心の持てるテーマを研究テーマとして扱うことが多いです。
公務員志望学生の経済分野の学習サポートは積極的にします。
仲間とともに自主的にゼミ運営していく意欲のある学生を歓迎します。
実践的教育
該当しない。
備考
春季の間は「社会的課題や地域の課題にかんするニュース」に関心を寄せておくこと

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。