シラバス情報

授業科目名
防災教育とリスクコミュニケーション (防災教育科目)
(英語名)
防災教育とリスクコミュニケーション (防災教育科目)
科目区分
副専攻科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
2年
ナンバリングコード
KD9992MMA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
阪本 真由美
所属
減災復興政策研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標11/目標16
オフィスアワー・場所
授業終了後、教室にて。ユニバーサルパスポート、クラスプロファイルのQ&Aから。

連絡先
ユニバーサルパスポート、クラスプロファイルのQ&Aから。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
災害にどのような備えることができるのか、災害発生時に被害を少なくする減災行動はいかにあるべきか、被災した人々にどのように接するのかについて、基礎的な知識を身につけることを目的とする。

【到達目標】
災害が起こった直後(緊急期)の防災教育と心のケアのあり方、中長期(復興期)の語り継ぐ防災教育について考えることで、防災教育と心のケアの一体的取り組みを関係づけ説明できるようにすること。
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】
防災教育と心のケアを一体的に捉える

【キーワード】
災害サイクル、学校、心のケア、防災教育

講義内容・授業計画
【講義内容】
防災教育と心のケアを、災害前、災害発生時、災害直後、中長期の4期にわけて、阪神・淡路大地震、東日本大震災などの過去の大規模災害の経験から学ぶ。グループワークをとりいれることにより学びを深める。

【授業計画】
  1. 防災教育と心のケア
  2. 災害発生時の避難行動
  3. 震災学習
  4. 被災経験から学ぶ:人と防災未来センター
  5. 被災経験の伝え方
  6. 災害と防災教育の歴史的変遷
  7. 災害時の学校の対応
  8. 被災した学校再開をめぐる課題
  9. 災害発生直後の防災教育と心のケア
  10. 災害発生直後の心のケアの実践
  11. 中長期の学校での防災教育を取り入れた心のサポート授業
  12. 災害前の防災教育と心のケア
  13. 学校安全と避難訓練
  14. 実践的な避難訓練プログラムの検討
  15. 評価とまとめ

【生成AIの利用について】
生成AIの利用については教員の指示に従うこと。研究の事前・事後学習や事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを利用しても良い。ただし、生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

教科書
窪田由紀他編「災害に備える心理教育」ミネルヴァ書房2016年
冨永良喜「大災害と子どもの心」岩波ブックレット2012年
参考文献
講義の中で紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業で示す資料を読み込み準備する。また、発表資料を準備する(30h)
【復習】講義の理解を深めるためのレポートを作成する(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループに分かれディスカッション形式で授業を進める講義もある。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
災害に対する防災教育と心のケアのあり方について、(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
レポート・小テスト、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 
課題・試験結果の開示方法
小レポートの結果を、次の授業に反映させる。
履修上の注意・履修要件

・副専攻「防災リーダー教育プログラム」の基礎科目。

・授業は、神戸防災キャンパスにおいて対面で実施する。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。