教員名 : 竹村 匡正
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授業科目名
医療福祉情報論 (社会情報・専門科目)
(英語名)
Healthcare Informatics (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
社会情報科学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCJBS2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
竹村 匡正
所属
社会情報科学部 授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
講義終了後・教員研究室 連絡先
takemura@gsis.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的:我が国のIT総合戦略、また健康・医療戦略においても、ICT及びデータの効果的な利用が謳われており、実際に医療機関のシステム (Electronic Medical Record : EMR)化や医療機関連携・在宅医療等(Electronic Health Records : EHR)、医療福祉分野の情報化が進 められており、今後は個人が健康データを管理するシステム(Personal Health Record : PHR)の実現が期待されている。本講義では、本分野のICT化の現状および今後の方向性について論じる。 到達目標:医療、健康、福祉の分野での電子化の実情と方向性を学び、実際に発生するデータの成り立ちを理解した上で、自ら説明できることを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
病院情報システム、医療情報システム、医療福祉制度、データ利活用 講義内容・授業計画
本講義では、健康・医療・福祉分野の制度的な特性を理解した上で、これまでの情報化の流れを概観する。その上で、具体的な情報システム 構築の実例を示した上で、データ利用の現状と問題点について講述する。 1. ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する 2. 健康・医療・福祉の制度1 3. 健康・医療・福祉の制度2 4. 健康・医療・福祉の制度3 5. 病院情報システム(EMR)1 6. 病院情報システム(EMR)2 7. 病院情報システム(EMR)3 8. 地域医療連携システム(EHR)1 9. 地域医療連携システム(EHR)2 10. 健康・福祉のデータ管理(PHR)1 11. 健康・福祉のデータ管理(PHR)2 12. 健康・福祉のデータ管理(PHR)3 13. データ利活用の現状と今後1 14. データ利活用の現状と今後2 15. まとめと評価(到達度の確認) 教科書
事前に配布する教材を使用する。 参考文献
現代電子情報通信選書「知識の森」:電子情報通信学会 編「医療情報システム」 その他必要に応じて紹介する 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前配布された資料を確認して、下調べ等や疑問点を検討してください(2時間) 【復習】教材の見直し、自らが感じた疑問点とその根拠などを調べてみてください(2時間)。 アクティブ・ラーニングの内容
講義中に、「答えのない(正解のない)」実際の社会の問題に対して問いかけます。
slidoや課題、最終等でこれらの内容について皆さんの意見を伺います。 成績評価の基準・方法
成績評価の基準健康・医療・福祉分野の現状を理解し、情報化の成り立ちと意義を説明できるものに対し、単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する内容の到達度に基づき、S(90 点以上)、A (80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。 授業内の課題20% レポート80% 課題・試験結果の開示方法
レポートの質問には改めてウェブ等を用いてフィードバックを行う。 履修上の注意・履修要件
<<生成AIの利用について>>
課題やレポートについては、学生本人が作成するこ 実践的教育
備考
社会制度の成り立ちと情報化の流れ、また臨床研究に必須となるデータの成り立ちについて説明を行いますが、これはEBPM(Evidence-Based Policy Making)に通じるところがあり、これについては3回生後期の制作データ分析で講じます。 医療福祉を超えた一般的な知識になり得るので、積極的に履修してください。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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