シラバス情報

授業科目名
研究演習Ⅱ (社会情報・専門科目)
(英語名)
Research Seminar II (社会情報・専門科目)
科目区分
専門教育科目
対象学生
社会情報科学部
学年
3年
ナンバリングコード
KCJBS3MCA3
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
中村 知道
所属
情報科学研究科・社会情報科学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義終了後の1時間・教員研究室
連絡先
tomo@gsis.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
●講義目的
1. 研究演習Iに引き続き,卒業研究に向けて,専門的知識の理解を深め,学問の方法論を身に付ける。
2. 文献の収集方法や研究の進め方の確認
3. 考えのまとめ方と伝え方を身に付ける。

●到達目標
1. 専門文献を読んで理解することができる。
2. 卒業研究の方向性を決める。
3. 自分の考えを整理し、相手が自分の考えを直感的に分かる文章を書いたり発表したりすることが出来るようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
●講義内容
研究は、自分一人の中で完全に閉じることはありません。自分のアイデアや分からないことを誰かに相談したり、自分のアイデアを多くの人に向けて発表したりします。これらを行うには、自分の考えを相手に伝える必要があります。しかし、自分の考えを分かりやすい形にまとめることは、容易なことではありません。特に思考中のアイデアはぼんやりとしていて、さらに難しくなります。
本講義では、自分の頭の中を整理し、自分の考えを相手に分かりやすく説明するために必要なことを学びます。本講義は、大きく2つに分けられます。1つは自分の考えをまとめ、それを文章にするパート、もう1つは自分で書いた文章を基にプレゼンテーションの資料を作るパートです。文章にするパートでは、私からまとめ方について説明します。プレゼンテーションのパートでは、各人が選んだ論文の内容を文章にまとめ、自分がその論文を選んだ理由、研究内容、その論文の面白さなどが参加者に伝わるように発表してもらいます。

授業計画
1. ガイダンス
2. 文章のまとめ方1(まとめるポイント1)
3. 文章のまとめ方2(まとめるポイント2)
4. 文章のまとめ方3(まとめるポイント3)
5. 文章のまとめ方4(自分で書いた小論文を発表とディスカッション)
6. 文章のまとめ方5(自分で書いた小論文を発表とディスカッション)
7. 文章のまとめ方6(他の視点1)
8. 文章のまとめ方7(他の視点2)
9. 文章のまとめ方8(他の視点3)
10. 文章のまとめ方9(他の視点4)
11. プレゼンテーション1(発表とディスカッション)
12. プレゼンテーション2(発表とディスカッション)
13. プレゼンテーション3(発表とディスカッション)
14. プレゼンテーション4(発表とディスカッション)
15. まとめ

※生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
適宜指示する。
参考文献
適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】配布資料などを利用して事前に各講義の内容を把握すること (15h)
【復習】講義内容の理解を深めるために配布資料を読み直し(15h)、演習課題に取り組むこと (30h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
●成績評価の基準
卒業研究を行うための基本的な知識と技能を身につけ、主体的な探究を行うことができる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。

●成績評価の方法
発表30%、討論30%、レポート40%
課題・試験結果の開示方法
希望者に対して個別に対応し講評を伝える。
履修上の注意・履修要件
社会情報科学部の必修科目である。

<<生成AIの利用について>>
レポート、小論文、学位論文等については、学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。

実践的教育
該当しない。
備考
特になし。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。