シラバス情報

授業科目名
生命科学
(英語名)
Biological Science
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBL2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
山内 大輔
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標13/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
木曜日午後4時〜午後6時
姫路工学キャンパスC451
(メールによる事前連絡が望ましい)
連絡先
dyamauch@sci.u-hyog.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
近年において生命科学の発展は目覚ましいものがある。ここでは、その基礎知識を理解することを目指して、分子生物学から生態学にまで及ぶ広い範囲の生物学について講義する。また、生物の生存に関わる環境問題(気候変動等)や生物多様性の保存(水界や陸界の環境保存)等についても解説する。
 
【到達目標】
大学生として必要な広範囲にわたる生命科学の基礎知識を身につけて、様々な生命現象に加えて、環境問題や生物多様性の保存等の社会問題を説明できるようになることである。


授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:細胞生物学、生化学、遺伝学、分子生物学、生理学、免疫学、発生生物学、生態学、系統分類学
講義内容・授業計画
【講義内容】
細胞とそれを構成する物質から個体の集団に至るまでの広い内容を包括する生命科学の基礎知識を説明する。つまり、細胞生物学、生化学、遺伝学、分子生物学、生理学、免疫学、発生生物学、生態学、系統分類学について、その基本的部分が対象となる。さらに教科書から発展させた内容や環境問題や生物多様性の保存等の生物学の関わる社会問題にまで踏み込んで解説したい。

【授業計画】
本講義では以下のような順序で授業を進める。
1. はじめに(プリント配布)  
2. 細胞(テキスト第1章)
3. 多細胞生物(テキスト第2章)      
4. 呼吸と光合成(テキスト第3章)
5. 遺伝 (テキスト第8章)         
6. 遺伝子(テキスト第9章)
7. 生殖(テキスト第6章)   
8. 発生(テキスト第7章)
9. 中間のまとめ         
10. 神経とホルモン(テキスト第4章)    
11. 免疫(テキスト第5章)
12. 植物の生理(テキスト第10章)     
13. 生態(テキスト第11章)
14. 進化(テキスト第12章)
15. おわりに(プリント配布)  
定期試験
生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
テキスト:好きになる生物学第2版、吉田邦久著(講談社) 図書館に所蔵。
資料集:フォトサイエンス生物図録、鈴木孝仁監修(数研出版)図書館に無。
参考文献
理系総合のための生命科学第5版、東京大学生命科学教科書編集委員会編(羊土社)図書館に無
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(28h)
【復習】レポート作成(1回、4h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(28h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
生命科学の基礎を理解して、様々な生命現象や環境問題等を説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づきS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
レポート40%、定期試験60%を基準として評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返す。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

履修上の注意・履修要件
履修の手引きを参照してください。
テキストに加えて、資料集も用いて授業内容を補足する。
資料集は毎年のように更新されているので、授業開始直前に生協より購入してください。
授業中の私語厳禁。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。