シラバス情報

授業科目名
基礎化学
(英語名)
Fundamental Chemistry
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBL2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
西田 純一、高田 忠雄
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・C627(西田)
随時・C630(高田)
連絡先
jnishida@eng.u-hyogo.ac.jp (西田)
takada@eng.u-hyogo.ac.jp (高田)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/4◎/5◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】エレクトロニクスや電気・電子材料を学ぶ上で、物理現象や物性を化学の視点から考える力を有することは重要である。本講義では、基礎化学に関する原理や法則の理解を深めることを目的として、量子化学や熱力学を含めた基礎理論化学について理解を深め、演習例題を通じて、化学の基礎知識と基本概念を習得する。
【到達目標】原子や結合の多様性により様々な化合物(分子)が作られていることを説明でき、分子に含まれる電子の偏りや動きに基づいて分子の性質や化学反応性が決まっていることを説明できるようになること、さらに化学反応を反応速度や熱力学的の観点から説明できるようになること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
化学は生命科学から材料科学の広範囲にわたる現代物質科学の中心的・基礎的役割を担う重要な学問である。多様な原子から作られる化合物(分子)の構造や化学的な性質、反応性に関する基礎知識が、高機能性材料の設計や創出、地球環境・エネルギー問題の解決などに必要不可欠である。この講義では、まず一般的な化合物を構成する化学結合について解説し、モルの考え方、物質の三態について解説する。さらに反応速度、酸と塩基、酸化還元反応、熱力学等ついて説明し、化学の基礎について演習例題を用いて講義する。
【授業計画】
1. 1章 化学の基礎と原子の構造     
2. 1章 化学の基礎と原子の構造    
3. 2章 化学結合
4. 2章 化学結合
5. 3章 化学反応と量的関係        
6. 4章 物質の三態
7. 4章 物質の三態
8. 4章までの演習と中間まとめ        
9. 5章 反応速度       
10. 6章 酸と塩基   
11. 6章 酸と塩基           
12. 7章 酸化と還元      
13. 8章 熱力学の法則   
14. 8章 熱力学の法則     
15. 9章 化学平衡

【生成AIについて】
生成 AI の利用について制限を設けない。
教科書
教科書:「大学への橋渡し一般化学」芝原寛泰、斉藤正治、共著(化学同人)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(14)(30 h)
【復習】課題への取り組み(15回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
基礎化学の理論を理解し、問題を解答できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
中間試験50%、期末試験50%の合計で評価する。
課題・試験結果の開示方法
講義中毎回行う小テストは、次の講義内で解説する。
最終回の講義での小テストはその講義内で解説する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。