電磁変換工学

Electro　Magnetic Conversion

専門教育科目

ー

工学部

3年

HETBK3MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2024年度前期

菊池 祐介

工学研究科

日本語

目標4／目標9

随時・書写B207研究室

ykikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp

3◎／4◎／5◎

ー

ー

ー

講義目的：
電気機器は我々の日常生活から産業界まで幅広く使用されており，現代社会に不可欠な技術である。本講義では，電磁エネルギー変換の基礎事項から，変圧器，各種（直流，同期，誘導）モータや発電機などの動作原理および基本特性を解説する。

到達目標：
・変圧器，モータ，発電機などの電気機器の原理を説明できる。
・変圧器，モータ，発電機などの電気機器を等価回路で表し、特性を解析できる。

【サブタイトル】
社会を支える電気機器の動作原理と回路解析
【キーワード】
変圧器、モータ、発電機、パワーエレクトロニクス

【講義の内容】
電気回路，電磁気学の復習をしながら，電磁エネルギー変換の基礎をまず学習し，具体的な電気機器（変圧器，モータ，発電機）の原理，等価回路を用いた基本特性等について理解する。

【授業計画】
１．電磁エネルギー変換と電気機器の概要
２．変圧器：電磁気学の基礎
３．変圧器：等価回路と特性
４．リアクトルとキャパシタ
５．モータの基本原理
６．直流機：基本構造
７．直流機：理論と解析
８．直流機：発電機、電動機、中間総合演習
９．同期機：基本構造
１０．同期機：理論と解析
１１．同期機：発電機、電動機
１２．誘導機：基本構造
１３．誘導機：理論と解析
１４．誘導機：発電機、電動機
１５．最近のパワーエレクトロニクスを用いた電気機器

生成系AIの利用：
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる
出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIに
よる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又
は認定を取り消すことがある。

「電気機器・パワーエレクトロニクス通論」　深尾　正 著　電気学会（オーム社）

【予習】授業に際して指示するテキスト、授業資料の事前読み込み（15ｈ）
【復習】レポート課題（15ｈ）、講義内容の理解を深め定着させるために授業資料とテキストを読み直し（30ｈ）

該当しない

【成績評価の基準】
各発電方式の原理の説明、発電効率等の計算ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S（90点以上）、A（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
受講態度（10％）、演習課題（10％）、中間総合演習（30%）、定期試験（50％）の合計にて評価する。

演習課題については講義中に模範解答を示す。定期試験は授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントも合わせて記載する。

電気回路、電磁気学等の科目を学習しておくことが望ましい。

該当しない。