シラバス情報

授業科目名
英語論文作成
(英語名)
English writing of research papers
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBL2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
名取 恵子
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業後15分・非常勤講師控室もしくはオンラインミーティング
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルを通した問い合わせ

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/6〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
《 講義目的 》
英語論文作成では,英語で論文を書くための表現法,構成技術について講義と演習により内容を理解させる.
《 到達目標 》
英文学術論文を作成するために必要な構文,および,伝えたい内容を漏らさず簡潔に表す表現法を理解した上で,それらを用いて全体の構成を作成することができる.
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:科学技術英語,研究論文,アカデミックライティング,IMRAD形式
講義内容・授業計画
《 講義内容 》
本講義では最初に,基礎的な英文法に加え,学術論文に相応しい英語表現方法を文法・文章構造・論理展開等の面から紹介する.次いで,実際の論文読解を通じて学術論文への理解を深めた上で,論文の章立てや英語論文作成を実践する.

《 授業計画 》
1. 講義の概要     論文とは,学術論文の構成・体裁
             学術用語や文献の調べ方
2. 文法と構文(1)  文の構造,名詞
3. 文法と構文(2)  代名詞,形容詞,副詞
4. 文法と構文(3)  動詞,句(準動詞,前置詞)
5. 文法と構文(4)  節(関係詞,接続詞)
6. 文法と構文(5)  否定,文法まとめ
7. 学術英語の特徴(1)書き言葉,正確な表現
8. 学術英語の特徴(2)簡潔な表現,明確な表現
9. 英語論文作成(1) 論文の章立て,時制
10.英語論文作成(2) 研究背景,文献の引用,理論・実験方法
11.英語論文作成(3) 結果・考察,図表
12.英語論文作成(4) 表題,abstract,結論
13.その他の場面での英語との違い
14.論文読解(1)
15.論文読解(2)

※パソコンの利用:
毎回使用予定
(オンライン授業のため,その他に必要な受講環境について履修上の注意をよく確認すること)

※生成系AIの利用:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.
生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはならず,事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である.
生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,または認定を取り消すことがある.
教科書
毎回プリントを配布する
参考文献
谷口滋次 他著,『英語で書く科学・技術論文』,東京化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前配付する資料の事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(8回,30h),講義内容の理解を深め定着させるため配付資料の読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
英語論文の標準的な構成を理解し,自分の表現したいことを図表を用いて論理的に英語で表現できる者に単位を与える.
講義目標・到達目標に記載する能力の達成度に応じてSからCまでの成績を与える.

毎回の課題レポートで理解度を確認し,その合計点と受講態度を含めて総合的に評価を行う.
ただし,4回以上の欠席もしくは最終課題レポートの未提出の者には単位を与えない.
課題・試験結果の開示方法
課題レポートはユニバーサルパスポートを通してマイクロソフトオフィス形式ファイル(docxなど)で提出すること.
提出されたレポートや小テストは原則次の講義内で解説する.
最終課題レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す.
履修上の注意・履修要件
本講義はZOOM等を利用したオンライン授業とする場合が多い.
履修者は,毎回自宅等でオンライン授業を受講(視聴および発言)できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)を整えておくこと.
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。