教員名 : 吉田 晴彦
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授業科目名
半導体デバイスⅡ
(英語名)
Semiconductor Device Ⅱ
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
吉田 晴彦
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
水曜13:00〜14:30・B408研究室
連絡先
yoshida@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/5〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
主にショットキー接合やMOSデバイスの基本動作について習得し、現在のLSIで使われているMOSインバータやメモリデバイスについて理解を深める。 【到達目標】 ショットキー接合やMOSデバイスの動作原理や基本特性、基本的なインバータ回路やLSIメモリの動作原理について説明できること。 授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】
コンピュータや電子装置を構成する基本的な半導体デバイス(MOS構造を中心に講義) 【キーワード】 オーミック接合、ショットキー接合、MOS構造、MOSトランジスタ、MOSインバータ 講義内容・授業計画
【講義内容】
ショットキー接合は半導体と金属を重ね合わせた構造であり、MOS構造は半導体と金属の間に酸化膜を挟んだ構造である。これらはいずれも半導体デバイスを形成する基本構造である。この講義ではこれらの基本構造の動作原理等について説明する。さらに、MOSトランジスタについて説明した後、LSIで使われているMOSインバータについて説明するとともに、LSIの代表的なメモリデバイスであるDRAMとSRAMなどについても講義し、コンピュータや電子装置を構成する基本的な半導体デバイスについて理解を深めてもらう。 【授業計画】 1. 履修ガイダンス及び半導体の基本事項に関して復習 2. 金属/半導体接合 3. ショットキーダイオードとオーミック接合 4. 金属/半導体接合のまとめ 5. MOS構造及び理想MOS構造とMOS電界効果 6. MOS表面のポテンシャル分布 7. MOS表面の電荷密度の表面ポテンシャル依存性 8. 実際のMOS構造とMOS・C-V特性 9. MOS構造のまとめ 10. MOSトランジスタの動作原理 11. MOSトランジスタの諸特性 12. MOSインバータ 13. CMOSインバータ 14. MOSデバイスの微細化と問題点 15. LSIメモリ 生成系AIの利用:この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
「半導体デバイスの物理」 岸野正剛著 丸善
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業に際して指示する事前配布資料の読み込み(15h) 【復習】 演習課題(4回、12h)、講義内容の理解を深め定着させるための授業資料の読み直し(15h)及びテキストの章末問題(18h) アクティブ・ラーニングの内容
授業中に質問スライドを入れ、その場で考えてgoogleフォームに回答してもらい、「考える」、「行動する」学びを促すようにしている。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力等)の到達度に基づきS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 <!--[if !supportLineBreakNewLine]-->【成績評価の方法】 <!--[endif]-->主要項目についてレポートを課す。レポート20点、中間試験40点、期末試験40点の重みで合計して評価する。 中間試験の期日は担当教員が指示する。 課題・試験結果の開示方法
演習課題は、原則講義中に解説し、講義中解説できなかったものは模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
定期試験は、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。 履修上の注意・履修要件
半導体デバイスⅠを履修しておくことが望ましい。
予習・復習は必ず行うこと。積極的に授業に参加してくれることを望む。 実践的教育
該当しない
備考
自然科学に基づいた専門分野の基礎力
電気、電子、情報分野の広い知識と特化した分野の知識 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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