教員名 : 阿保 政義
|
授業科目名
力学Ⅱ演習
(英語名)
Exercises of Classical Mechanics Ⅱ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
−
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBK1MCA3
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
阿保 政義、松本 直浩
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時(事前連絡が望ましい)
連絡先
荒木:araki@eng.u-hyogo.ac.jp
松本:matsumoto@eng.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/6〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
質点系および剛体の運動について,Newtonの法則に基づいて定式化する能力ならびに運動方程式を解析する方法を修得すること. 【達成目標】 質点系・剛体の質量中心の概念を理解すること.トルクの概念を理解し,剛体のつり合いの問題を解けること.慣性モーメント,角運動量保存の概念を理解すること,軸まわりや平面での剛体回転運動の問題を解けること. 授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】
質点系および剛体の力学 講義内容・授業計画
【講義内容】
物体の運動は,Newtonの法則に基づいて記述される.力学Ⅱでは,力学Ⅰで学んだ質点の運動に続き,質点系(多くの質点が集まった系)と剛体の運動について,運動の定式化と解析法に重点をおき,以下の項目に順じて講義する. 【授業計画】 授業は概ね下記の予定で進める. 01.質点運動の復習 (実力確認試験) 02.質点系の運動 03.剛体の質量中心(重心) 04.トルク(力のモーメント) 05.剛体のつり合い1 06.剛体のつり合い2 07.慣性モーメント 08.中間試験 09.固定軸まわりの運動1 10.固定軸まわりの運動2 11.軸周りの回転運動1 12.軸周りの回転運動2 13.剛体の回転運動1 14.剛体の回転運動2 15.剛体の回転運動3 教科書
各回ごとにテキストを配布
参考文献
川村康文,鳥塚潔,山口克彦,細田宏樹:わかりやすい理工系の力学,講談社サイエンティフィク.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前に配布するテキストの問題を自身で解く(15h)
【復習】課題内容を定着させるため、授業内で解説した問題の解き直しおよびその他の問題への取り組み(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・達成目標に記載する達成度に基づき,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する. 【成績評価の方法】 課題10点,中間試験40点,および期末試験50点の重みで合計して評価する.なお,課題提出の遅延,再提出等は減点の対象となり,場合によっては期末試験の受験を認めない. 課題・試験結果の開示方法
小テスト等は,原則次の講義内で採点の上返却し,解説する
履修上の注意・履修要件
・力学Ⅰおよび力学Ⅰ演習で学んだ内容,すなわち,質点の運動について,Newtonの法則に基づく運動の定式化(運動方程式で記述する)と解析法(運動方程式の積分)ならびに外力場での質点の運動および運動量の保存則,エネルギーの保存則,角運動量の保存則をよく理解しておくこと.
・予習・復習を行って授業に臨むこと. ・復習を兼ねて,講義時間中に小テストを行う場合や課題を出す場合がある.なお,欠席時に出された課題について,正当な理由のない場合はその提出を認めない. ・不合格者は再履修のみとし,再受験は認めない. ・毎回必ず出席すること.やむを得ず休む場合は事前に連絡すること. 実践的教育
該当しない.
備考
理解の度合いによって,講義の順番を入れ替えることもある.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|