シラバス情報

授業科目名
インターンシップ
(英語名)
Internship
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA5
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
小西 康夫、伊藤 省吾
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
konishi@eng.u-hyogo.ac.jp(小西)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/5〇/7〇
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
わが国の大学では,学生自らが主体的にキャリアを重ねてスキルアップしていくという気構えが希薄です。就職先企業を探す際にも,企業や業界の実情を知らず,知名度や親・先輩からの意見だけで決めてしまう学生が多くいます。このため,就職してから,自らの希望と現実の仕事とのギャップの大きさに気付き,仕事をする意欲を失うという状況がしばしば見受けられます。インターンシップ制度は,学生が在学中に企業にて就業体験をすることにより,そのようなミスマッチを未然に防ぐと共に,職業意識を確立し,勉学への一層の動機付けを図るものとして設けています。

到達目標
企業において就業体験実習を行い,実習の内容と実習企業での業務に必要となる知識・専門性について説明できること 。
授業のサブタイトル・キーワード
OJT (On the Job Training)
講義内容・授業計画
講義内容
 本学のインターンシップの特徴は,高度な技術的専門知識と豊富な実務経験を有する技術士の協力を得て実施するところにあります。すなわち,実習派遣前の企業紹介,事前教育と個別指導,実習期間中の中間フォロー(実習期間中に問題が生じた場合),実習後の報告会等において専門家としての厳しい目で指導とアドバイスが受けられます。派遣先企業は,技術士が一流の企業と判断した企業に限られ,夏季休暇中の約2週間程度の期間に実習を行います。実習期間中は毎日履修日報を書き,大学に戻ってきてからは報告書を提出すると同時に実習報告会を実施します。

授業計画
1.オリエンテーションと参加希望の調査 (4月上旬)
2.実習先企業と実習内容の紹介 (5月下旬から6月上旬にかけて)
3.学生の希望調査と調整 (6月上旬)
4.派遣先企業の決定と申込書の送付 (6月中旬)
5.大学と企業間の覚書交換と,企業に対する学生の誓約書の送付 (6月中旬)
6.安全教育を中心とする事前教育,および派遣先企業ごとの個別相談 (7月上旬)
7.インターンシップ実習 (8月中旬より9月中旬にかけての2週間)
8.履修日報,履修報告・証明願,および報告書の提出 (9月下旬までに提出)
9.パワーポイントによるインターンシップ報告会の実施 (9月下旬)

なお,この授業では生成AIの使用は不可とする.
教科書
インターンシップ手引書を配布する。
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】安全の手引きを事前に熟読すること(10h),インターンシップは、通常の授業と異なり毎回の予習はないが,必要があれば実習先の指示に従うこと.
【復習】実習報告書の作成(15h)、報告会の発表準備(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
実習報告会(50点),および実習報告書(50点) の合計点で判定する。
課題・試験結果の開示方法
実習報告会の席上講評する.

履修上の注意・履修要件
1.派遣企業において兵庫県立大学の学生として恥かしくない服装・態度で臨むこと。
2.企業へのインターンシップの申し込みまでは大学教員が行うが,その後は各自で企業担当者と連絡を取りながらインターンシップに臨むこと。


実践的教育
該当する。
備考
こちらから呈示した企業以外の企業に個人で申し込んでインターンシップを受けてきた場合にも,実習日報と報告書を提出し,報告会で発表すれば単位として認める。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。