教員名 : 住友 弘二
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授業科目名
生体材料計測工学
(英語名)
Measurement of biomaterials and physiological phenomena
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
住友 弘二
所属
工学研究科
材料・放射光工学専攻 授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
随時
C330 連絡先
sumitomo@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
生体材料を扱う研究は,材料工学の中でも重要な位置を占め,その範囲は拡大している.そのような実験を実施するには,他の物理実験と違った注意点も多い. 本講義では,生体材料を扱うような実験を,正しく安全に行うのに必要な知識の習得を目指す.実験データの処理や,有効なデータを取得するための実験計画の立案も体験する. 【到達目標】 ・バイオ実験に必要な溶液の調製ができる. ・バイオ実験における安全・倫理・法律について説明ができる. ・統計処理の基本を理解し,実験データの統計的有意性について説明できる. ・計測方法の基本を理解し,その原理や得られたデータの扱い方を説明できる. 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: バイオ実験を安全に正しく実施するための基本の修得
キーワード:安全・倫理・法律,統計的優位性 講義内容・授業計画
バイオ実験に必要な基礎知識を習得するとともに,得られた実験データを正しく処理する方法,正しい実験データを取得するための方法を演習を通して解説する.
1.化学実験・生物実験の基礎(溶液の濃度) 2.緩衝液とpH 3.バイオ実験における安全・倫理・法律 4.ヒトを対象とする実験 5.実験計画立案 6.統計の基礎 7.統計的有意性 8.t検定と信頼区間 9.中間テスト 10.バイオ実験における統計 11.対照実験(ポジコン,ネガコン) 12.走査プローブ顕微鏡(生体試料計測) 13.蛍光顕微鏡 14.脂質分子の側方拡散(拡散方程式) 15.表面粗さ(surface roughness)の評価 *生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
必要に応じて資料を配布する
参考文献
Essential細胞生物学:南江堂:978-4-524-26199-4
バイオ実験に絶対使える統計の基本Q&A〜論文が書ける 読める データが見える!:羊土社:978-4-7581-2034-0 最新パッチクランプ実験技術法:吉岡書店:978-4-8427-0358-9 電子書籍: キホンのキ 改訂版(実験で使うとこだけ生物統計 1):羊土社:9784758120760 キホンのホン 改訂版(実験で使うとこだけ生物統計 2):羊土社: 9784758120777 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前配布する授業スライドの事前読み込み(15 h)
【復習】レポート作成(1回、15 h),講義内容の理解を深め定着させるために授業スライドの見直し,関連情報の調査(15 h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達目標に達したものには,関連項目の知識量,処理能力,説明力に基づきS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する. 【方法】 小テスト,中間テスト,レポートで評価する. 小テスト(1回) 30点 中間テスト 30点 レポート(1回) 40点 課題・試験結果の開示方法
小テストは,実施翌週に解答例とともに解説する.
中間テストは,実施翌週に解答例とともに解説する. レポートは,ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って評価結果,講評を返す. 履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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