教員名 : 村松 康司
|
授業科目名
分析化学Ⅱ
(英語名)
Analytical Chemistry Ⅱ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
−
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
村松 康司、西岡 洋
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
村松 平日12:00〜18:00
C605室 西岡 平日12:00〜 18:00 C615室 (上記に限らず可能な限り対応する) 連絡先
村松
murama@eng.u-hyogo.ac.jp 西岡 hnisioka@eng.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】物質を構成する原子・分子の構造と電子・化学状態を計測する分光分析技術は,マテリアルサイエンスとテクノロジーの基盤技術である。受講生は分光分析学の基礎である電磁波と物質の相互作用を理解し,これに立脚した分析技術の原理と計測手法を習得して分析実験に必要な技術知識を習得することを目的とする。
【到達目標】本講義で理解した知識を元にして,実際の分光分析装置で測定し,得られたスペクトルデータを解析できることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
科目の位置付け,教育内容・方法
物質計測学は研究開発における不可欠な方法論であるばかりでなく,環境問題の基盤技術として社会的にも必要な学問である。本講義では,最新の情報も交えながら,分光分析を中心に取り上げ,原子・分子レベルの物質計測に関する基礎的な力を培う。 授業計画 1. 光と化学情報(村松、1章) 2. 光と物質の相互作用(村松、2・1、2・2) 3. 光と物質の相互作用(村松、2・3、2・4) 4. 分光分析法の基礎(村松、3章) 5. 原子吸光分析法(村松、4章) 6. X線分光分析法(村松、5・1〜5.3) 7. X線分光分析法(村松、5・4〜5・6) 8. 中間試験(村松) 9. 分子分光分析法1(西岡、6・1〜6・3) 10. 分子分光分析法2(西岡、6・4〜6・6) 11. 分子分光分析法3(西岡、6・7〜6・9) 12. 電子分光分析法1(西岡、7・1、7・2) 13. 電子分光分析法2(西岡、7・3、7・4) 14. 質量分析法(西岡、9章) 15. 磁気分光法他(西岡、8章他) 定期試験(西岡) この授業においては生成AIの利用を予定していない。 教科書
「分析化学Ⅱ,分光分析」 北森武彦,宮村一夫共著(丸善)
参考文献
「化学計測学」合志陽一著(昭晃堂)
(図書館にあり) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前配布する授業資料の事前読み込み
【復習】授業で扱った数式や演習を自分で展開し確かめる 【時間目安】(予習2h,復習2h)x 15回 = 60h アクティブ・ラーニングの内容
実施しない。
成績評価の基準・方法
中間試験と期末試験の成績で評価する。
両試験の合計得点(100点満点)により,S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)と評価する。 なお,生成系AIを利用できるようなレポートを課す予定はない。 課題・試験結果の開示方法
中間試験で課した問題は,試験後の授業で解説する。
期末試験で課した問題は,ユニバーサルパスポート上でテキストの参照箇所を指示することで解説とする。 履修上の注意・履修要件
予習・復習は必ず行うこと。計算問題を解くこともあるので関数電卓を用意しておくこと。
実践的教育
該当しない
備考
使用する教科書は機器分析の基本的なもので,独習でも十分に理解できるはずですが,授業で理解のポイントを教示したいと思います。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|