シラバス情報

授業科目名
基礎物理学Ⅰ
(英語名)
Fundamental physics Ⅰ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBO1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
松田 聡
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
水曜14:30−15:30・C528研究室
連絡先
smatsuda@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
講義目的
 物理学は工学系の科目を学習する上で基礎となる重要な学問である。特に、力学の知識の習得は就職してからの仕事にも役に立つことが多い。基礎物理学Ⅰではニュートンの法則に基づいた質点の力学について現象および法則を理解することを目的とする.

到達目標
 質点の力学の問題について,物理学的概念と基本法則および数学を用いてこれらの問題を解くことができる.
授業のサブタイトル・キーワード
力学
講義内容・授業計画
講義内容
 内容は主に高校物理で学習した、質点の運動、ニュートンの法則、エネルギー、運動量の保存則であるが、微分・積分など数学的手法を用いてこれらの現象を解説する。また、講義中に演習問題を解かせることにより、理解を深める。

授業計画
1.速度と加速度1
2.速度と加速度2
3.運動方程式
4.作用・反作用の法則
5.ニュートンの法則の応用1
6.ニュートンの法則の応用2
7.これまでの復習(中間試験)
8.仕事とエネルギー
9.力学的エネルギー保存則
10.力積と運動量
11.運動量保存の法則
12.衝突
13.モーメント
14. 回転運動の基礎1
15. 回転運動の基礎2
期末試験

【生成系AIの利用について】
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.本講義の課題レポート作成においては,AIを活用する意義は無いが,事前・事後学習に当たっては,補助的に生成系AIを使用しても良い.ただし,生成系AIの出力した内容について,事実関係の確認や出典・参考文献を確認することが重要である.

教科書
「レベル別に学べる物理学Ⅰ」 末廣一彦,斉藤準,鈴木久男,小野寺彰著,丸善出版
参考文献
「サーウェイ 基礎物理学 Ⅰ力学」 東京化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(45h)
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 力学の基本的な公式とそれらの関係を理解し、問題解決のために正しく適用できる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
 2回の試験,中間試験(50点),期末試験(50点)の合計によって評価する.出席・受講態度は一切考慮しない.
課題・試験結果の開示方法
テストは、原則次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

履修上の注意・履修要件
高校物理の知識を習得していることが望ましい.


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。