教員名 : 梅山 有和
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授業科目名
有機化学Ⅰ
(英語名)
Organic Chemistry Ⅰ
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
梅山 有和
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・C619(梅山)
連絡先
umeyama@eng.u-hyogo.ac.jp
079-267-4949 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
有機化合物の基礎となる炭素化合物の化学結合を混成軌道の概念を説明できるようになる。さらに、化学反応式における電子の動きを矢印でどのように示すか、化学命名法、分子の立体配座や立体構造、酸・塩基の概念、炭素−炭素不飽和結合を有する化合物であるアルケン、アルキンやハロゲン化アルキルなどの合成方法や化学反応、さらには化学反応をイオン反応とラジカル反応に大別して論じることで有機化学の基礎を説明できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
炭素を含む化合物の化学基礎
講義内容・授業計画
科目の位置付け、教育内容・方法
現在、有機化学は「炭素を含む化合物の化学」と定義されている。炭素を含む有機化合物は、プラスチック・合成繊維・ゴム・ガソリン等の石油化学製品や農薬や医薬品に広く使われるだけでなく、生命を形成する生体組織の主要部分もまた有機化合物である。有機化学Ⅰ〜Ⅲを通じて、各種有機化合物の構造と性質を理解した上で、その有機化学の反応を利用して有用な物質の合成を行うための基本的な知識を修得させる。有機化学Ⅰでは、有機化合物の基礎となる炭化水素の命名法、立体化学などを学び、さらにハロゲン化アルキルの反応を例に置換反応、脱離反応やラジカル反応の概念、アルケンを例に付加反応の概念を学ぶ。特に、講義と並行して演習と解法解説を行うことで、理解を深める。 授業計画 1 炭素化合物と化学結合 9 ハロゲン化アルキルの求核置換反応 2 有機化学反応序論:反応式 10 ハロゲン化アルキルの脱離反応 3 アルカン:命名法 11 アルケンとアルキンⅠ:性質と合成 4 命名法の演習問題と解法 12 アルケンとアルキンの演習問題と解法 5 アルカン:配座解析 13 アルケンとアルキンⅡ:付加反応 6 立体化学:キラル分子1 14 ラジカル反応 7 立体化学:キラル分子2 15 付加反応とラジカル反応の演習問題と解法 8 立体化学の演習問題と解法 生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
第11版「ソロモンの新有機化学Ⅰ — T. W. Graham Solomons and Craig B. Fryhle, Scott A. Snyder 池田正澄・奥山 格・上西潤一・西出喜代治・花房昭静 監訳(廣川書店)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(30h)
【復習】小テスト(4回)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直し(30h) アクティブ・ラーニングの内容
少人数のアクティブ・ラーニングは実施していないが、ユニバーサルパスポートを通じて、授業計画を事前に掲示して事前学習を促したり、授業に4回の小テストを取入れ、習熟具合の確認をしている。
成績評価の基準・方法
有機化合物の基礎となる炭化水素の命名法、立体化学、置換反応、脱離反応やラジカル反応、付加反応などの概念について理解し、適当な演習問題を解くことができる者に単位を授与する。各概念ごとに演習問題(小テスト:20点)を随時行い、全般的な事項について定期試験(80点)を行い、成績は、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)とする。
課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。模範解答を講義の中で紹介しながら講評する。
レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使ってコメント等を返す。 定期試験は全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。 講義中に、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って小テストやアンケートを行うことがあるため、Wi-Fiに接続可能なデバイス(PC・タブレット・スマホ等)を持参することが望ましい。 履修上の注意・履修要件
応用化学概論Ⅰ、Ⅱを履修すること
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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