シラバス情報

授業科目名
分析化学Ⅰ
(英語名)
Analytical Chemistry Ⅰ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
村松 康司、西岡 洋
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
村松 平日12:00〜18:00
C605
西岡 平日12:00〜 18:00
C615
(上記に限らず可能な限り対応する)
連絡先
村松
murama@eng.u-hyogo.ac.jp
西岡
hnisioka@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
化学分析で取り扱う水溶液系の成分・組成分析の基礎理論に主眼を置き,水溶液中での微
量分析技術の基礎事項について説明できることを目的とする。
加えて,この応用とみなせる電気分析法やクロマトグラフィーなどの機器分析についても
その分析原理について記述でき、応用面を説明できることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
科目の位置付け,教育内容・方法
化学計測学は伝統的な表現では分 析化学に分類される。化学情報を得ようとする対象を
「試料」と呼ぶが,適切な化学計測を施すことにより,試料の化学的性質を理解することができる。本講義では,湿式法のイメージが強い従来の化学分析に加え,化学実験において重要なクロマトグラフィーについても概説する。
授業計画
1. 定量の しくみ(村松、テキスト1章)
2. 酸塩基反応と 中和滴定1(村松、テキスト2・1、2・2)
3. 酸塩基反応と 中和滴定2(村松、テキスト2・3、2・4)
4. 錯形成反応とキレート 滴定(村松、テキスト3章)
5. 酸化還元反応と滴定への応用(村松、テキスト4章)
6. 固—液平衡とその応用(村松、テキスト5章)
7. 溶媒抽出分離(村松、テキスト6章)
8. 中間試験(村松)
9. 電位差分析法(西岡、テキスト7章・8章)
10. 電解分析法(西岡、テキスト9章)
11. ポーラログ ラフィーとボルタンメトリー(西岡、テキスト10章)
12. 電導度分析法(西岡、テキスト11章)
13. クロマトグラフィーの原理(西岡、テキスト12章)
14. ガスクロマトグ ラフィー(西岡、テキスト13章)
15. 高速液体クロマトグラフ ィー(西岡、テキスト14章)
定期試験(西岡)
この授業においては生成AIの利用を予定していないが,学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
「分析化学Ⅰ」井村久則,鈴木孝治,保母敏行 共著 (丸善)

参考文献
「化学計測学」 合志 (昭晃堂)
「分析化学」 クリスチャン (丸 善)
「入門機器分析化学」 庄野,脇田 ( 三共出版)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(2hx 15=30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(2hx 15=30h)
アクティブ・ラーニングの内容
実施しない。
成績評価の基準・方法
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
前半課題50点,後半課題50点の配分で合計し,かつ得点分布を勘案して評価する。
課題・試験結果の開示方法
小テストは、講義時間内または次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

履修上の注意・履修要件


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。