教員名 : 高田 忠雄
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授業科目名
高分子材料化学
(英語名)
Polymer Materials Chemistry
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
-
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBO3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
高田 忠雄、近藤 瑞穂
所属
工学研究科(応用化学専攻)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・C630室(高田)
随時・C631室(近藤) 連絡先
takada@eng.u-hyogo.ac.jp
mizuho-k@eng.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎
研究科DP
ー
全学DP
4-1◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】高分子材料化学を学ぶ上で、高分子材料の物性・機能を化学構造の視点から考え、理解することは重要である。本講義では高分子材料の基礎に対する理解を深めることを目的とし、生体高分子や合成高分子の合成・構造・物性の概念を学び、材料化学の観点から高分子を利用した応用と現状について論究する。
【到達目標】1)生体高分子・合成高分子の基礎理論を修得すること、2)合成法、構造に基づく物性と機能を理解し分析できるようになること、また高分子を用いた材料について例を挙げて説明できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【授業内容】本講義では前半に生体高分子、後半に合成高分子の基礎理論・物性・機能について説明する。それぞれの高分子についての具体的事例を通して、高分子材料の応用・実用化について述べる。
【授業計画】 1) 生体高分子化学の基礎・概要 2) 生体高分子の構造・合成・反応 3) 分子認識材料 4) 核酸化学・核酸医薬 5) タンパク質の材料化学・抗体医薬 6) 多糖類・脂質・生体分子の材料化学 7) バイオマテリアル・バイオポリマー 8) 中間試験 9) 合成高分子の構造・物性 11) 高性能分子材料(1)耐熱性高分子 12) 高性能分子材料(2)高強度・高弾性繊維 12) 高性能分子材料(3)高透明性材料 12) 高性能分子材料(4)エンジニアリングプラスチック 13) 機能性高分子材料(1)高伝導性性材料 14) 機能性高分子材料(2)刺激応答性材料 15) 高分子の廃棄問題とリサイクル 【生成AIについて】 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
板書およびスライドを用いて行う。適宜プリントを配布する。
新高分子化学序論 化学同人 ISBN978-4-7598-0258-0 参考文献
生体分子化学 基礎から応用まで(杉本直己・編著、講談社)
バイオマテリアルサイエンス第2版(石原一彦、東京化学同人) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストの読み直し(15h)および整理ノートの作成(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
生体高分子・合成高分子の基礎知識を習得し、合成・構造・機能を理解できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 レポート・小テスト20%、定期試験(中間テストと期末テスト)80%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートはユニバーサルパスポートを通してPDF ファイルで提出すること。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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