教員名 : 鈴木 航
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授業科目名
学生実験Ⅳ
(英語名)
Experiments of Materials Science and Chemistry Ⅳ
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBO3MCA4
単位数
4.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
鈴木 航、川月 喜弘、今高 寛晃、中村 光伸、武尾 正弘、遊佐 真一、高田 忠雄、近藤 瑞穂、町田 幸大、西田 純一、村松 康司、松尾 吉晃、稲本 純一、梅山 有和、石澤 秀紘、潘 振華
所属
工学部・工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・C628(事前にメール連絡することが望ましい)
連絡先
鈴木(suzuki_w@eng.u-hyogo.ac.jp)
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
6◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】学生実験IVでは、化学実験及び学生実験I〜IIIで習得した種々の物質の合成手法や解析手法を基礎として、専門の実験技術の習得のために、さらにその技術を磨くことが重要である。応用化学コース各教員の研究テーマと関連する化学・生物系の内容を中心とした実験の実施を通じて、研究室配属後の卒業研究に向けた知識と実験技術力を向上させることを目的とする。
【到達目標】設定された実験計画を的確に実施し、得られた結果に対して正確な分析や考察ができること。単に実験技術を習得するのみでなく、実験結果を各研究テーマの背景と関連付けて科学的に考察し、その内容を論理的に説明できることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】本実験は応用化学コースに配属された学生が本格的な卒業研究を始めるための予備的な知識と技術力を習得することをサポートするために設定されている。提案されている実験テーマは各研究室の研究と関連する基礎的な内容が中心となっている。
【授業計画】4年次の卒業研究では、様々な物質の合成法及び解析法等が身についていることに加えて、それらを目的に応じて選択して利用することが必要となる。 実験室は基本的にC棟3階の学生実験室を使用し、2つのグループに分かれて行う。ただし、実験内容によっては担当教員の研究室などで行う場合もある。 1. 履修ガイダンス 2. 混合物中の成分の分離と精製 3. 遺伝子多型解析によるアルコール感受性診断 4. ベックマン転移によるカプロラクタムの合成 5. 化学発光 6. 液晶の合成と観察 7. タンパク質の精製 8. アミラーゼ生産菌によるデンプンの糖化 9. 吸着平衡(溶液から固体への吸着) 10. リチウムイオン電池の作製と充放電測定 11. 高分子の合成: 吸水性ポリマーと発泡ポリウレタン 12. プレゼンテーション 13. レポート講評、総括 【生成AIについて】 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。実験レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。 しかし、生成系AIによる出力結果をそのままレポートとして提出してはいけない。出力結果については、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが必要である。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は、レポートの再提出を求めることがある。 教科書
ガイダンス時に配布。その他「実験を安全に行うために」「続・実験を安全に行うために」化学同人、「化学のレポートと論文の書き方」化学同人など。
参考文献
担当する各教員から適宜、資料の配布がある。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実験に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(7 h)、プレゼンテーション資料の作成(7 h)
【復習】レポート作成(13回、39h)、実験の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(7h) アクティブ・ラーニングの内容
実施しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】全ての実験を行い、所定の書式でレポートを作成し、プレゼンテーションを行うことを課す。実験の結果だけでなく、観察内容の記述・表現や考察の論理性、課題の達成度に基づき採点を行い、S(90 点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】全てのレポートおよびプレゼンテーションの採点結果の平均を以って成績を評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは、コメントを付して返却する予定。プレゼンテーションには口頭でフィードバックを行う予定。
履修上の注意・履修要件
実験テキストを事前に熟読し、各実験で特に必要になる関数電卓やグラフ用紙などを準備・持参すること。
実践的教育
該当しない
備考
白衣、保護めがね、名札を必ず持参すること。実験に適した服装、履物の着用を義務付ける。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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