シラバス情報

授業科目名
教職論
(英語名)
Theory of Teacher
科目区分
教職課程科目
教職課程科目
対象学生
環境人間学部/工学部/理学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991TCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
尾﨑 公子、竹内 和雄
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
随時・E207
(予めメールでアポを取ることが望ましい)
連絡先
オフィスアワー一覧表(履修の手引き)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】
 本講義では、教職の意義、教員の役割・資質能力・職務内容等など教職の在り方について理解することを目的とするとともに、自らの適性を判断する進路選択の機会とし、教職への意欲を高めることを目的とする。
 
【到達目標】
1)公教育の目的とその担い手たる教員の存在意義を述べることできる、2)進路選択に向け、他の職業との比較を通して、教職の職業的特徴を述べることができる、3)教職観の変遷を踏まえ、今日の教員に求められる役割を述べることができる、4)今日の教員に求められる基礎的な資質能力を述べることができる、5)生徒への指導及び指導以外の公務を含めた教員の職務の全体像を述べることができる、6)教員研修の意義及び制度上の位置付け並びに専門職として適切に職務を遂行するため生涯にわたって学び続けることの必要性を修得する、7)教員に課せられる服務上・身分上の義務及び身分保障を述べることができる、8)校内の教職員や多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、チームとして組織的に諸課題に対応することの重要性を修得する。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:あなたは教職をめざしますか
キーワード:教職の意義
講義内容・授業計画
【講義内容】
教員の身分・研修等教職に関わる制度、そしてこれまでの教員像をめぐる論議を取り上げ、近年の社会変化の中で新たに求められるようになっている教員の働きを講じていく。さらに、教職経験者等を招き、現場の具体的な状況に触れ,進路選択に資する機会を設ける。

【授業計画】
第1回:ガイダンス 本講義の目標・概要説明
第2回:「教員」についてのブレーンストーミング−教員に求められる資質能力とは
第3回:教職の意義−公教育制度と教員
第4回:教職の歴史
第5回 教員像 ①聖職論、専門職論、労働者論
第6回:教員像 ②教職とジェンダー
第7回:教員像 ③次世代の学校と教員
第8回:教職制度 ①教員の服務・身分保障
第9回:教職制度 ②研修、教員評価
第10回:チーム学校運営 
第11回:求められる教員の役割 ①生徒との関わり
第12回:求められる教員の役割 ②保護者との関わり
第13回:求められる教員の役割 ③地域との関わり
第14回:教職という進路選択について
第15回:まとめと評価(到達度の確認)

※生成系AIの利用:教員の指示に従うこと。
教科書
授業の中で示す
参考文献
本図愛美『新・教育の制度と経営』(学事出版)、教員免許状取得希望者および「教育制度論」を受講予定者は購入が望ましい。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業前委に配信する講義資料の事前読み込み(15h)、グループディスカッションのための下調べ(10h)
【復習】配布資料の読み直し(15h)、講義の五の振り返り課題(15h)、課題レポート(5h)
アクティブ・ラーニングの内容
5人程度のグループに分かれて、講義中に示す課題について話し合い、受講生全体と意見共有するための発表を課す。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 教職の意義、役割、職務内容、チーム学校運営への対応について理解し、説明できる者に単位を授与する。
 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
 
成績評価の方法
 振り返り課題レポート50%・小テスト50%を規準として、受講態度(グループディスカッション、発表など)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法

講義中に提出された課題を講評し、模範解答を共有する。

履修上の注意・履修要件
教員免許状取得希望者であること。
履修者は教職を目指すものとして、『教育六法』等によって講義内容の復習をすること
当授業は、講義中にユニバーサルパスポートに入り課題提出を求めることがあるので、パソコンなどを持参すること
実践的教育
進路選択に資する機会を設けるため、ゲストティーチャーとして中学校及び高等学校教職経験者を招く。
備考
備考 担当教員は教員政策、生徒指導論の研究を行っている。この講義では、担当教員の専門分野である教育学をベースとして、教職を目指す者に対する学問的/実践的基礎知識を教授する。詳細は、https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。