教員名 : 佐野 恭平
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授業科目名
地域資源フィールドワーク(ジオパークの地質と文化)
(英語名)
Field Work for Regional Resource Manage ment(Geology and culture of geoparks)
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
3年
ナンバリングコード
IA9993GCA9
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
佐野 恭平、松原 典孝、川村 教一
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
メールにて随時
連絡先
クラスプロファイルのQ&A機能から連絡
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
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全学DP
3-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】2010年に世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークには日本海形成に伴った多様な地形、地質、風土が存在する。ジオパークの活動は、それらを保護しながら地域づくりに活かそうとするものである。このフィールドワークではジオパークの景観を観察し、活動の現場に接することで、地質・地形と文化・産業等との関係性や地域におけるジオパーク活動の意義を説明できることを目的とする。
【到達目標】地質・地形と文化・産業等との関係性や地域におけるジオパーク活動の役割を説明できること。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:現地で学ぶジオパークの地質・地形・地域資源とジオパーク活動
キーワード:ジオパーク、地質資源 講義内容・授業計画
授業は夏季に集中して2泊3日で行う。
講義とフィールド演習(山陰海岸ジオパーク内各地)とワークショップを行う。 ◆1日目: 1. ユニークな石造物(フィールド演習@養父神社) 2. ジオパークについて(講義@兵庫県立大学豊岡キャンパス講義室) 3.4. 玄武洞と石材(フィールド演習@玄武洞公園) 5. 1日目のまとめ(ワークショップ)と2・3日目の演習地に関する講義(@兵庫県立大学豊岡キャンパス講義室) ◆2日目: 6〜8. 城崎の温泉文化、災害からの復興(@城崎温泉) 9.10. 豊岡市竹野の文化〜北前船を中心に〜(@北前館・御用地館・竹野地域) 11. 2日目のまとめ(ワークショップ@兵庫県立大学豊岡キャンパス講義室) ◆3日目: 12.13. 城下町出石の地質と文化(フィールド演習@出石) 14. コウノトリと豊岡盆地(@兵庫県立コウノトリの郷公園) 15. 発表とまとめ(@兵庫県立大学豊岡キャンパス講義室) ※パソコンの利用:まとめで利用 ※生成系AIの利用:利用しない 教科書
テキストは特に指定しない。関連する資料を配布する。
参考文献
必要に応じて資料を配布する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するジオパークに関する参考資料を事前に読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストや参考資料を読み込み(15h) アクティブ・ラーニングの内容
現地でのディスカッションを予定
成績評価の基準・方法
短期間であり、全日出席を前提とする。
成績評価の基準 自然と社会の相互作用の解明や地域資源のマネジメントに関わる独自の方法論を説明・表現できる力を身につけた者に、単位を授与する。 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に応じてSからCまでの成績を与える。 成績評価の方法 レポートおよび発表(70%)を基準として、受講態度(30% 積極的な質疑応答等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
講評をグループワーク時に行う。
履修上の注意・履修要件
・副専攻「五穀豊穣プログラム」履修生を優先する。
・定員は10名で、受講希望者多数の場合は抽選とする。 ・天候等により講義内容が変わる可能性がある。 ・地学を基礎とするが、これらを学んでいなくても履修は可能である。 実践的教育
担当教員はジオパークの現場で実践的に活動している。本科目は実際の現場等での実践的活動を経験させながら進めるもので、実践的教育に該当する。
備考
フィールド演習では交通費、宿泊費(豊岡市内に宿泊予定 素泊まり2泊3日で1万円程度)、入園料などが必要となるので注意。
担当教員は主に地球科学の分野からジオパークの研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野に加え、ジオパークを題材にして地域づくり、ツーリズム、観光学などの基礎を学ぶものである。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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